2025年7月12日と13日、大阪万博のブルーインパルス予行演習と開催当日本番、どちらも見逃せないチャンス!予行演習と本番の両方が楽しめる日程や、飛行ルートを徹底解説。3度の飛行でさらにラッキー感を味わえる情報を詳しく紹介します。
【更新】2025.7.8 ブルーインパルスの展示飛行当日の天気予報を最新に差し替え、追記しました。
【更新】2025.7.9 航空専門のNOTAM(航空航行情報)を確認したところ、関西国際空港(RJBB)、八尾空港(RJOY)、伊丹空港(RJOO)いずれにおいてもブルーインパルスの予行演習に関する事前情報は発出されていません。これにより、予行なしで「ぶっつけ本番」の可能性も視野に入ります。
- ブルーインパルスの予行演習はある?&本番の日程
予行演習と本番の両方の日程と時間を解説。 - 2度の飛行を楽しむチャンス
予行演習と本番、どちらも楽しめる理由。 - 大阪の飛行ルート
ブルーインパルスが飛行する具体的なルートとその特徴。 - 万博開幕日の展示飛行
万博開幕日に行われるブルーインパルスの展示飛行の詳細。 - 天候や変更の可能性
飛行ルートや時間が変更される可能性について。
【予行はある?】NOTAM情報から見えてきた「ぶっつけ本番」説の可能性
2025年7月12日(土)・13日(日)に予定されているブルーインパルスの展示飛行。4月に一度中止となった関西万博での再飛行として注目されていますが、本番直前の予行演習があるのかどうかは、多くの人が気になるポイントです。
編集部では、7月9日時点で航空専門のNOTAM(航空航行情報)を確認。関西国際空港・八尾空港・伊丹空港の3空港を調査した結果、11日14時までの予行演習に関する空域制限やアクロバット飛行の通達は確認できませんでした。
つまり、今回の再飛行は「予行なしのぶっつけ本番」となる可能性があるのです。
月9日時点 各空港での予行に関するNOTAM状況
空港 | 予行演習に関する通達 | 内容の要点 |
---|---|---|
関西国際空港 | ❌ なし | 誘導路・滑走路メンテナンスのみ |
八尾空港 | ❌ なし | 障害灯の不具合のみ、訓練通知なし |
伊丹空港 | ❌ なし | クレーン設置・障害物情報のみ |
再飛行が行われるならいつ?時間とルートをおさらい
ルーインパルスの予行演習は、前回中止になった4月の時には、万博開幕日の数日前である2025年4月10日、12:00〜12:15として予定されました。
本番の再び開催が決まった展示飛行は、7月12・13日の大阪・関西万博会場で15:00〜15:15間の予定で行われます。
このことから予行演習は7月9日前後であることわかわります。
関西空港から離陸してから大阪市内、観光名所を飛行する時間帯にも注目です。
イベント | 日程 | 離陸から周回時間帯 | 夢洲での飛行時間帯 |
---|---|---|---|
予行演習の可能性 | 2025年7月9日?10日 | 14:40~15:00 | 15:00〜15:15 |
本番(展示飛行) | 2025年7月12日・13日 | 14:40~15:00 | 15:00〜15:15 |

本番当日と同じ時間帯115:00〜15:15に夢洲で飛行しますが周回するルートで大阪を回ってくれるの嬉しい!
ブルーインパルスの飛行ルートと時間
ブルーインパルス、4/13万博開会式の飛行ルート 関空から離陸、予行は10日 https://t.co/75mDK1tZ6D pic.twitter.com/0siw2OeAhh
— Aviation Wire (@Aviation_Wire) April 4, 2025
ブルーインパルスは、14:40頃に関西空港を離陸通天閣や大阪城、太陽の塔、ひらかたパークを飛行した後、河内長野市周辺で待機。そして、15:00頃から万博会場の夢洲上空で展示飛行を行います。大阪の観光名所を一望できる絶好のチャンスです。
ブルーインパルスの展示飛行の特別感
ブルーインパルスが大阪府内で展示飛行を行うのは、1990年の「国際花と緑の博覧会(花の万博)」以来、実に35年ぶりとなります。
そのため、万博開幕日に合わせたブルーインパルスの飛行は、特別な意味を持つものです。展示飛行では、万博のテーマに合わせた演技が行われ、観覧者に感動を与えること間違いなしです。



35年ぶりの飛行を予行演習と本番2回、万博会場でなくても見られるのラッキー♪
万博開幕日の展示飛行とは?
飛行展示の内容
ブルーインパルスの飛行展示は様々な科目から構成されます。代表的な科目には、以下のようなものがあります。




科目名 | 内容 |
---|---|
ダイヤモンドテイクオフ | 4機がダイヤモンド隊形で離陸する科目。 |
バーティカルクライムロール | 急上昇しながら回転する科目。 |
レインフォール | 複数の機体が、スモークを引きながら急降下する科目。 |
レベルサンライズ | 水平飛行しながら太陽に向かって上昇する科目。 |
スター&クロス | 2機がスモークを引きながら交差する科目。 |
ハート | スモークでハートを描く科目。 |
さくら | ブルーインパルスの飛行科目の中でも人気な科目。 |
これらの科目は、天候や状況に応じて変更される場合があります。
予行演習や本番の日の天気は?
ブルーインパルスの美しい飛行を存分に楽しむためには、天気の確認は欠かせません。予行演習の日や本番の日が晴れていれば、より一層ダイナミックな飛行を観覧できること間違いなしです。
予行演習予想日や展示飛行 当日の天気は?
ブルーインパルスの姿を是非目にしたいところですが気になるのは天気です。
南の方で発生している台風の余波が気になるところ。➡台風情報はこちら
2つの天気予報をチェックしてみました💦
青:テストフライト予想日
赤:展示飛行の日
テストフライトの実行日は4月当初を参考に2~3日前で予想しています。




展示飛行の2日間のうち、フライト実行に向いているのは7月12日のように感じますが、天気が良くても風・雷予報と中止になる要素は他にもあるので当日の天気予報は細かくチェックすることをおススメします。
※ブルーインパルスの再飛行が正式に決定した際は、大阪・関西万博会場での再飛行当日の天気予報をこちらに随時更新していきます。
2025年7月12日(土)・13日(日)の大阪の降水確率は40%とやや高めではありますが、現時点では雨の可能性は低く、展示飛行には問題のないコンディションが期待されます。
- 7月12日(土):最高気温33℃、最低気温27℃
- 7月13日(日):最高気温33℃、最低気温27℃
気温は高めで蒸し暑くなることが予想されることに加え、雨の心配も出てきました💦観覧時には帽子・水分補給・日傘や冷却グッズなど、熱中症対策を万全に整えておくことが大切です。
急な雨にサッとかぶれるレインポンチョやグループでまとまって被れるレジャーシートを準備しておくとあわてません。
天候によっては飛行時間が変更・中止となる可能性もあるため、当日は防衛省公式X(旧Twitter)や大阪万博公式サイトで最新情報をチェックするようにしましょう。
予行演習に該当する日は曇りや傘マークも見えます



12・13日開幕当日もチョット心配になってきたーー💦
この期間も、高気圧に覆われて、広く晴れる日が多い見込みです。
引用元:tenki.jp
午後は連日のようにあちらこちらで雨雲や雷雲が湧いてくるでしょう。空模様の急な変化に、注意が必要です。
まとめ
2025年の大阪・関西万博に向けて、ブルーインパルスの予行演習と本番が非常に楽しみなイベントとなります。予行演習は展示飛行日より3日ほど前の7月9日前後が予想でき、本番は7月12・13日に行われ、両方とも15:00〜15:15の時間帯で大阪関西万博会場の夢洲上空で展示飛行が行われます。飛行ルートは大阪市内の観光名所を巡り、最終的に夢洲上空で演技が披露されます。大阪府内での展示飛行は35年ぶりとなるため、見逃せないイベントとなります。
これらの情報をもとに、ぜひ両方の飛行を楽しむ準備を整えてください。