ミラノ五輪女子フリー結果!日本女子ダブル表彰台とペトロシアン4回転の結末 は?

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ミラノ五輪の女子フィギュアスケートが日本時間20日早朝に決着し、坂本花織選手が銀メダル、中井亜美選手が銅メダルを獲得するという歴史的な快挙を成し遂げました! ショート首位の中井選手は、冒頭のトリプルアクセルを見事に成功。 引退を表明している坂本選手も、万雷の拍手の中で『愛の讃歌』を滑り切りました。

一方で、会場を最大の興奮に包んだのが、逆転金メダルに輝いたアメリカのアリサ・リウ選手です。 彼女の活き活きとした演技の後に滑った坂本選手には、相当なプレッシャーがあったはず……。 この記事では、気になる最終順位と得点、そして注目されたペトロシアン選手の4回転の結果についても速報でまとめました。

目次

女子フリー最終順位と得点一覧【日本女子ダブル表彰台】

ミラノ五輪フィギュア女子フリーの最終順位と得点は以下の通りです。
坂本花織が銀メダル、中井亜美が銅メダルを獲得し、日本女子史上初のダブル表彰台となりました。

順位選手名合計得点フリー得点
🥇金アリサ・リウ(USA)226.79150.20
🥈銀坂本 花織(JPN)224.90147.67
🥉銅中井 亜美(JPN)219.16140.45
4位千葉 百音(JPN)217.88143.88
5位アンバー・グレン(USA)214.91147.52
6位A.ペトロシアン(AIN)214.53141.64

坂本と金メダルのアリサとの差はわずか1.89点。
最後まで緊張感のある大接戦でした。

金メダルはアリサ・リウ 復活優勝の理由

金メダルを獲得したのはアメリカのアリサ・リウ。

かつて3回転半や4回転を武器にした天才少女は、一度引退・休養を経て復帰。
今回は大技よりも完成度を重視した構成で勝負しました。

特に評価されたのは、

・ジャンプの安定感
・演技構成点(PCS)の高さ
・終盤まで崩れない集中力

演技終了後、会場は総立ち。
“心からスケートを楽しむ姿”がジャッジと観客を味方につけた形です。

坂本銀・中井銅 日本女子ダブル表彰台の意味

坂本花織は現役最後の五輪。
『愛の讃歌』での滑りは圧巻で、スタンディングオベーションが起こりました。

中井亜美は17歳で最終滑走。
冒頭のトリプルアクセルを成功させ、強心臓ぶりを見せつけました。

日本女子が五輪シングルで同時に2人表彰台に立つのは史上初。
歴史的快挙と言ってよい結果です。

ペトロシアン4回転の結末は?逆転は起きたのか

大会前から大きな注目を集めていたのが、アデリア・ペトロシアンの4回転ジャンプでした。

「4回転で一発逆転はあるのか?」という声も多く聞かれましたが、フリーの結果、順位を大きく動かす展開にはなりませんでした。

最終順位は6位(214.53点)。

練習では4回転トーループを成功させていたものの、本番では構成全体で得点を伸ばし切ることができず、メダル争いには届きませんでした。

ここがポイント!

フィギュアスケートにおいて、4回転は「一発逆転」を可能にする魔法の杖です。
大会前も、ペトロシアン選手が何本の4回転を組み込むのかがメダルの色を左右する最大の焦点とされていました。

しかし、実際のフリーではその“魔法”は順位を大きく動かす決定打とはなりませんでした。

4回転は“魔法の杖”だったのか

フィギュアスケートにおいて、4回転は確かに基礎点が高く、一発逆転を可能にする武器です。

しかし今回の結果が示したのは、

・成功率
・出来栄え点(GOE)
・演技構成点(PCS)
・全体の安定感

これらすべてが揃わなければメダルには届かないという現実でした。

4回転単体ではなく、「完成度」が勝敗を分けた大会だったと言えるでしょう。

アデリア・ペトロシアン選手のプロフィールと経歴

アデリア・ペトロシアン選手のプロフィールと経歴はつぎのようになります。

  • 名前: アデリア・ティグラノヴナ・ペトロシアン(メディアによっては表記:ペトロシャン)
  • 生年月日: 2007年6月5日(ミラノ五輪時点で18歳)
  • 出身: ロシア・モスクワ(父アルメニア系、母ロシア人)
  • 身長: 約152cm
  • コーチ: エテリ・トゥトベリゼ(2019年〜)

主な実績

  • 女子初の4回転ループ成功(世界初)
  • ロシア選手権3連覇(2024・2025・2026年)
  • ロシアGPファイナル3連覇

ここが凄い!:
公式戦で4回転4種類(F/Lo/T)と3Aを習得。国内大会では女子歴代最高級の260点超えをマークする「エテリ組」の新エース。

ペトロシアン選手のコーチ:エテリ・トゥトベリゼ

実は、ペトロシアン選手のコーチを務めるのは、あのエテリ・トゥトベリゼ氏です。

平昌五輪で金を獲ったザギトワ選手やメドベージェワ選手を育て上げた「ロシアの鉄の女」として知られています。

彼女の教え子たちは「エテリ・ガールズ」と呼ばれ、少女のうちに驚異的な4回転を習得することで有名。

今回のミラノ五輪でも、ペトロシアン選手が練習で4回転を連発できているのは、このエテリ流の猛特訓があるからこそと言えるでしょう。

SPではリンクサイドに姿が見えず注目を集めましたが、師弟関係は健在。フリーで『秘策』の4回転に挑んだものの、五輪の魔物に阻まれる形となりました。

ロシアではなく「個人の中立選手(AIN)」で参加

今回5位につけているアデリア・ペトロシアン選手ですが、彼女のユニフォームにロシアの国旗はありません。

彼女は「個人の中立選手(AIN)」として、厳しい審査を経て個人資格で出場しています。

  • 厳しい選考をクリア: 軍や戦争との関わりがないことが国際オリンピック委員会(IOC)によって証明され、女子シングルで唯一のロシア出身選手としてこの舞台に立っています。
  • 世界ランキングを持たない脅威: 国際大会への出場機会が限られていたため、世界ランキングこそ低いものの、その実力は「ロシア女王」そのもの。 SP2番という早い滑走順から一気に上位に食い込んできたのは、まさに異例の事態です。

エテリ・トゥトベリゼコーチの指導を受け、「中立」という孤独な立場で挑む彼女が、フリーで逆転を狙って放つ可能性がある4回転ジャンプ。 日本勢にとっては、まさに「見えない壁」のような強敵と言えるでしょう。

ペトロシアン選手のような中立選手がが表彰台に立った場合(金メダル)は国家や国旗掲揚はどうなるの?

ロシア国歌は演奏されず、オリンピック国歌(Olympic Anthem)が代わりに使用されます。

中立選手(AIN)の表彰式ルール
  • 金メダル: オリンピック国歌(作曲:スピロス・サマラス)とオリンピック旗掲揚。
  • 銀・銅メダル: 勝者国(1位)の国歌のみ​

パリ2024大会で確立された規定をミラノ・コルティナ2026も踏襲しており、ロシア選手団制裁継続中のため国歌演奏は禁止です。

過去例として北京2022のROC(ロシア五輪委員会)でも同様の措置でした。

日本勢のメダル獲得結果と注目選手

日本勢は中井亜美選手がSP1位、坂本花織選手が2位、千葉百音選手が4位と、表彰台独占も射程圏内という最高の形でフリー当日を迎えました。

結果は、坂本選手が銀メダル、中井選手が銅メダルという日本勢ダブル表彰台

史上稀に見るハイレベルな戦いの中、日本女子の強さを世界に見せつける素晴らしい結末となりました。

  • 坂本花織(銀メダル): 現役最後の五輪。圧巻の『愛の讃歌』で、後半のミスをカバーするほどの優雅な滑りを披露。21年間の集大成にふさわしい、スタンディングオベーションを巻き起こす演技でした。
  • 中井亜美(銅メダル): 17歳の若さで最終滑走という重圧の中、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)に見事成功!ショートに続く大技成功で、初出場にして堂々の表彰台を掴み取りました。
  • 千葉百音(4位): 惜しくもメダルには届きませんでしたが、ミスのない完璧な『ロミオとジュリエット』を披露。自己ベスト級の演技で、4位入賞という輝かしい成績を残しました。

僅差の争いとなった今回、金メダルに輝いたのはアメリカのアリサ・リウ選手。彼女の爆発的な笑顔と活気あふれる演技が、会場の空気を一変させたドラマチックな逆転劇となりました。

\併せて読みたい:坂本花織選手/

【振り返り】運命を分けた最終グループの滑走順

運命の女子フリースケーティングは、日本時間の2月20日(金)午前3:00から幕を開けました。


日本時間の2月20日(金)午前3:00から始まった運命の女子フリースケーティング。 特にメダルが確定する最終グループ(第4グループ)が始まった早朝6:00過ぎからは、一瞬も目が離せない緊張感が続きました。

ここで振り返るポイント💡 フィギュアスケートの滑走順は、ショート(SP)の上位選手ほど後になるため、日本勢の登場は朝の準備時間と重なることになりました!

早起きして待機していたファンからは「緊張で眠気が吹き飛んだ!」「6時台の連発は心臓に悪い」という声が続出。

特にアリサ・リウ選手が会場を熱狂の渦に包んだ直後、坂本選手と中井選手がその空気に飲み込まれず、自分たちの滑りを貫き通した精神力には、多くのファンが涙しました。

最終グループ・メダル争い注目選手の滑走順

当時の緊張感を振り返る滑走順は以下の通りでした。

滑走順選手名SP順位登場予定技の注目ポイント
20番A.ペトロシアン5位6:16頃〜4回転トーループを複数回投入か
21番千葉 百音4位6:24頃〜安定したスケーティングで逆転表彰台へ
22番A.リュウ3位6:32頃〜元3A(3回転半)ジャンパー。現在は構成を落とし安定感重視
23番坂本 花織2位6:40頃〜圧巻のスピードと加点のつく高いジャンプ
24番中井 亜美1位6:48頃〜トリプルアクセルの成功が金メダルの鍵

天才少女の完全復活!アリサ・リウが逆転金メダルに輝いた理由

かつて13歳で全米を制し、3回転半や4回転を跳んでいた「元・神童」アリサ・リウ選手。 一度は引退しながらも、ミラノ五輪という最高の舞台で世界の頂点に返り咲きました。

彼女の勝因は、かつての大技を封印してでも追求した「圧倒的な安定感」と「心からスケートを楽しむ表現力」にあります。

  • 唯一のノーミス演技:最終グループのプレッシャーの中、出場選手の中で唯一、ショートとフリーの両方で完璧なパフォーマンスを揃えました。
  • 会場を味方につけた「幸福感」:かつての悲壮感はなく、活き活きとした笑顔で滑る姿に会場からはスタンディングオベーションが沸き起こりました。
  • 高い演技構成点(PCS):ジャンプの基礎点ではペトロシアン選手に劣るものの、つなぎの動作や表現力で他を圧倒する高い評価を得ました。

ここがポイント! 📝 アリサ選手の直後に滑った坂本選手や中井選手にとって、会場の熱狂的な盛り上がりは相当なプレッシャーになったはずです。 それほどまでに、今回のアリサ選手の滑りは「ジャッジと観客の心を掴む」魔法のような力がありました。

実はペトロシアンとともにこのミラノオリンピックフィギュア女子シングルでは4回転成功経験者が2人いたことに💦

\💡五輪後の予定も気になる方へ/

ペアのりくりゅう(三浦璃来&木原龍一)の今後の出場予定も注目されています。
世界選手権やアイスショー出演など、最新スケジュールはこちらでまとめています👇
りくりゅう五輪後の次の試合はいつ?

女子フィギュア歴史的快挙!W表彰台

ミラノ五輪の女子フィギュアスケートは、坂本花織選手が銀、中井亜美選手が銅という、日本女子史上初のダブル表彰台という最高の結末で幕を閉じました。

SP1位の中井選手が大舞台でトリプルアクセルを決め、引退を表明している坂本選手が万雷の拍手の中で滑り切った姿は、日本中のファンに勇気と感動を与えてくれました。惜しくも4位だった千葉選手を含め、日本勢の層の厚さを世界に知らしめた歴史的な一日となりました。

今回の大一番を振り返ると、ポイントは以下の通りです。

  • 日本勢ダブル表彰台の快挙: 坂本選手と中井選手が、プレッシャーを跳ね除けて見事メダルを獲得!
  • アリサ・リウ選手の逆転金: 安定感と圧倒的な多幸感あふれる演技が、会場とジャッジの心を掴みました。
  • 五輪の魔物と4回転の壁: 逆転を狙ったペトロシアン選手の4回転は惜しくも失敗。改めて五輪という舞台の難しさを痛感する結果となりました。
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