大阪万博2025砂漠体験できるパビリオンはどこ?砂ンプラリー徹底ガイド

「万博で砂漠体験?砂漠の砂を触ってみたい!」「砂ンプラリーって、子どもでも参加できるの?」
──いま、SNSでは“砂漠体験できる万博展示”がじわじわ話題に。

2025年の大阪万博では、鳥取県をはじめ、ヨルダンやサウジアラビアなど“砂”にちなんだ国々が「砂同盟」を組んで注目の展示を展開中。砂漠の砂が体験できるパビリオンは?実際の砂を歩いたり、宝探しや映像体験が楽しめたりと、夏休みの自由研究や思い出作りにもぴったり!この記事では、話題の「砂ンプラリー」参加方法や記念品、注目パビリオンの見どころをまとめてご紹介します。


目次

万博で砂漠体験!?“砂漠の砂”がある注目パビリオン

本当に“砂漠の砂”が見られるの?と半信半疑の方も多いはず。実は大阪万博には、実際に砂漠や砂丘の砂を敷き詰めた展示がいくつも存在します。まずは、代表的な体験型パビリオンをチェックしてみましょう。

鳥取県ゾーン(関西パビリオン)

  • 鳥取砂丘から持ち込んだ砂10トンを使用
  • 六角形の鏡張り空間で、虫眼鏡型デバイスを使って“宝探し”が楽しめる。
  • プロジェクションマッピングによる演出で文化や自然の魅力も満載。

鳥取県ゾーンは“歩いて学べる”体験型展示!

鳥取県ブースでは、来場者が「鳥取魅力名探偵」となって、本物の砂丘の砂を敷き詰めた床を虫眼鏡型デバイスでスキャン!観光スポット・グルメ・伝統工芸などの“鳥取の魅力”を発見できる体験型展示です。

また、会場内の壁と床を使ったプロジェクションマッピング演出にも注目。

赤く染まる夕暮れの砂丘、満点の星が広がる“星取県”の夜空、そして朝焼けに浮かぶ美しい風紋まで、リアルな映像で鳥取の自然が感じられます。


入り口から「まんが王国とっとり」らしい演出が!

鳥取県ゾーンに入るとまず目に飛び込んでくるのが、3体の人気キャラクターの立体オブジェ。

  • 『名探偵コナン』の江戸川コナン
  • 『遥かな町へ』の中原博史
  • 『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎

これらのキャラクターたちは、鳥取が“まんが王国”であることを象徴する顔ぶれ。
マンガ好きのお子さんから大人まで、思わず足を止めて写真を撮りたくなる仕掛けです。

関西パビリオン
  • 運営時間:9:15~21:00
  • 会場エリア:東ゲートゾーン
  • 所要時間:全体で約60分
  • 特徴:見て触って体験できる/雨でも楽しめる
  • 予約:予約が必要(事前予約・当日登録)

当日登録で表示もよく目にします、あきらめないで予約検索してみましょう!

ヨルダン館

  • 「スター・ウォーズ」の撮影地である赤い砂漠をモチーフにした展示。
  • 現地から持ち込まれた赤い砂を敷き詰めたインパクトのある空間。

ヨルダン館は、最近の「ぴあ」の調査で人気No.1のパビリオンに選ばれました。この調査では、イタリアやアメリカなどの人気パビリオンを抑えて、ヨルダン館が満足度1位に輝いたことが報告されています。

特に、ヨルダン館では「ワディ・ラム」の赤い砂を体験できることや、死海の塩を使ったマッサージなどが好評を博しており、来場者から高い満足度を得ています。このようなユニークな体験が、訪問者の心をつかんでいるようです。

しかし、ランキング1位が知れ渡ってしまった6月下旬からこの行列です

予約なしで楽しめるだけに先着順で行列は必須です💦

  • 運営時間:9:15~21:00
  • 会場エリア:エンパワーリングゾーン
  • 所要時間:約10分
  • 特徴:暗闇がない
  • 予約:予約なしで楽しめる(先着順)

クウェート館

  • 本物の砂漠の砂を展示。実際に触れられる体験型。
  • 手の動きで映像が動くインタラクティブ演出。
  • 天井に夜空が映し出される“星空の部屋”もあり、寝転がって楽しめる。

クウェート館は、中東の暮らしや自然環境、文化を“リアルな砂漠体験”を通して感じられる注目パビリオン。
砂漠の砂や映像を駆使した空間演出が話題で、SNSでも「思ったより本格的!」との声も多数。

パビリオン内の砂漠の砂は床ではなく台に設置してあるタイプです。

  • 運営時間: 9:00〜21:00(夜間券の時間帯もOK)
  • 会場エリア:エンパワーリングゾーン
  • 所要時間:約30分(体験型コンテンツあり)
  • 特徴:強い光・音の演出あり
  • 予約:予約なしで楽しめる(先着順)
    事前予約・当日登録ともに可能
    ◎ 空きがあれば予約なしでも入場可
    ◎ デジタルチケットサイトから事前予約OK(EXPO ID必須)

\迷ったら、まずはここ!/
本物の“砂漠の風景”を体感できるクウェートパビリオンは、夏休みの自由研究ネタにもぴったりです🌵✨

ちなみに:展示の砂はすべて「持ち帰り不可」なので、触れて楽しむだけにしましょう!


夏休みにおすすめ!砂ンプラリーとは?

2025年7月からは、砂同盟に参加するパビリオンを巡って記念品がもらえる「砂ンプラリー」がスタート!

現在の加盟パビリオン一覧

パビリオン加盟日・特徴
①鳥取県ゾーン発起人(県)。10トンの鳥取砂丘の砂展示
場所:東ゲートゾーン
予約:予約が必要(事前予約・当日登録)
所要時間:関西パビリオンとして60分
②ヨルダン館赤い砂を敷き詰めた展示が話題に
場所:エンパワーリングゾーン
予約:不要➡先着順のため行列必須のパビリオン
所要時間:約10分
③サウジアラビア館砂漠文化と未来都市の映像演出
場所:コネクティングゾーン
予約:不要➡行列必須
所要時間:約25分
④ナウル共和国ブース(コモンズB)鳥取県から砂を贈呈された経緯あり
場所:コネクティングゾーン/コモンズB館内
予約:不要
⑤アルジェリア館砂漠に関連した文化展示あり
場所:セービングゾーン
予約:不要
所要時間:約20分
⑥EU館気候変動と砂漠化の映像展示
場所:セービングゾーン
予約:不要
所要時間:約15分
⑦モザンビーク館アフリカの砂漠と自然に着目
場所:エンパワーリングゾーン
予約:不要
所要時間:約30分
⑧モーリタニア(コモンズB)サハラ砂漠の文化的解説
場所:コネクティングゾーン/コモンズB館内
予約:不要
所要時間:約10分

観光誘致のために鳥取砂丘でもスタンプが押せる!という仕掛けもあるスタンプラリー♪

さらに、万博会場で押したサンド・アライアンス加盟国のスタンプを鳥取県の鳥取砂丘ビジターセンター窓口で提示すると「砂絵はがき」をプレゼントしてもらえるそうです。

鳥取砂丘ビジターセンター窓口:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971

砂ンプラリーの参加方法

砂ンプラリー専用台紙の配布場所及び時間 

  • 配布場所:関西パビリオン正面玄関左(→7/5より変更) ※関西パビリオンの入場予約は不要です。
  • 配布時間:
  • ①10〜12時
  • ②13〜15時
  • ③16〜18時
    の計3回(→7/6より変更)

窓口の設置やスタンプシートを配布など、ガチ勢に優しい鳥取県。参加したくなります!

▶窓口案内の投稿

▶スタンプ専用台紙、7/5も7/6もXで配布案内告知していました。これからも配布してくれそうなので是非寄ってみましょう♪

関西パビリオン
  • 運営時間:9:15~21:00
  • 会場エリア:東ゲートゾーン
  • 所要時間:全体で約60分
  • 特徴:見て触って体験できる/雨でも楽しめる
  • 予約:関西パビリオンには予約が必要(事前予約・当日登録)台紙配布の場所は正面玄関左のため予約不要

スタンプの台紙はこんな感じです

配布対象は
①「大阪・関西万博のスタンプパスポート」を持っていて、
②砂ンプラリー対象の8つのパビリオンのスタンプを “すでにすべて押してある人” に、
「記念品がもらえる台紙(記念品引き換え用紙)」を配布、となっています。

記念品ラインナップ一覧(最新版)

砂ンプラリーでもらえる記念品は、各国らしさが詰まったものばかり。夏の思い出にぴったりのアイテムです。

参照:鳥取県公式HP
  • 鳥取県ゾーン…「まんが王国とっとり しおり」または「トリピーステッカー」
    ※鳥取県ゾーンの配布時間:10〜12時、13〜15時、16〜18時の計3回で各回100名分(→7/6より変更)
  • ヨルダン館…ヨルダン館キャラクターステッカーまたはポストカード
  • EU館…EU館マスコットキャラクター「エウロパちゃん」ステッカーまたはポストカード(※各日先着100名限定)
パビリオン記念品内容
鳥取県ゾーン「名探偵コナン」や「ゲゲゲの鬼太郎」のしおり(まんが王国とっとり)
ヨルダン館パビリオンのキャラクターステッカー
ナウル共和国風景ポストカード
EU館キャラクターステッカー・ピンバッジ

ワンポイント:記念品のデザインは日によって変更されることも!交換所で確認を。

▶一方で、実際に「砂ンプラリー」に参加した人の感想。景品、思ったのと違った…という場合もあることがわかります。品切れだとパスを持っている人以外は次回訪れる機会があるとは限らないのでちょっとがっかりします。

タイミングは選べないので「砂ンプラリー」自体を楽しむ前提でパビリオンを巡った方が良さそうです。


鳥取発「砂同盟(サンド・アライアンス)」ってなに?

「展示が似てる!」「どっちが先?」とSNSで話題になったのをきっかけに、鳥取県が中心となって提案したのが「砂同盟(サンド・アライアンス)」です。

この砂同盟は、“砂”にゆかりのある国や地域が展示や文化発信で連携し、万博を通じて国際交流を深めようという取り組みです。2025年6月時点で、以下の8カ国・地域が加盟しています。

最初は4か国だったようですが、倍になりました✨

🌍 「砂同盟」はダジャレの“賛同”にも掛かっています!

ちょっとよくわからない…

ワンポイント解説:「砂同盟」は“賛同”のダジャレは平井知事

鳥取県の平井伸治知事が「サンド・アライアンス(砂同盟)だけに“賛同”の輪が広がってほしい」と語ったことに由来します。

サンド・アライアンス(砂同盟)
  • Sand Alliance(砂同盟)
     → 英語の”Sand(砂)”と”Alliance(同盟)”を組み合わせた名称
  • 賛同の輪が広がる(さんどう)
     → “賛成して同じ意見を持つ”という意味の「賛同」と、「砂(サンド)」をかけたダジャレ

つまり、「砂に関する同盟(Sand Alliance)」を呼びかけるなかで、“賛同(さんどう)”してくれる仲間が増えてほしい=ダブルミーニングの語呂合わせなんです。

軽いユーモアですが、メディアでも紹介されている“知事らしさ”が出たコメントですね。

キーパーソン:平井伸治鳥取県知事

平井知事は足繁く大阪関西万博の鳥取ブースを訪ね、軽いダジャレをふりまき、鳥取アピールに貢献しています。そのせいか関西パビリオンの鳥取ブースは活気があります。

コスプレもコナンに鬼太郎、鳥取ブースのキャストと同じ制服…など飽きさせません。

夏休みも万博会場で鳥取県のアピールで訪問してくれることを期待したいですね!


さっそく、「砂同盟」の効果が出始めているらしく、「砂」を通じて鳥取県は各国と交流をしていることがわかります。

ヨルダン関係者が鳥取砂丘へ6月25日には訪問しています。砂丘の端は日本海。訪れたヨルダンのシファ政府代表代行にはどのような風景に映ったのでしょう。

まとめ:夏休みは「世界の砂体験」で異文化交流を楽しもう!

大阪・関西万博2025では、日本にいながら“砂漠を旅する”ような展示体験が楽しめます。砂同盟によって国境を超えた連携が生まれ、子どもから大人までワクワクできるコンテンツが盛りだくさん!

この夏はぜひ、「砂ンプラリー」でスタンプを集めながら、世界の砂と出会ってみませんか?

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