雨の大阪関西万博120%楽しむ!ルートや穴場・必需品完全ガイド7選

【更新】2025年5月9日:雨予報に備え、濡れずに快適に楽しむための情報を一部見直しました。急な悪天候や梅雨シーズンに向けた準備にもご活用ください。

「大阪万博の日に雨予報…どうすれば?」

「傘は人混みで使いづらい?屋内だけで楽しめる?」


そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、雨の日でも大阪万博を快適に楽しむためのコツを、濡れないルートや屋内スポット、子連れや高齢者にも優しい動線、そして当日持っていくべき必須アイテムまで、7つの視点からわかりやすくご紹介します。
梅雨や急な悪天候の日でも、安心して万博を楽しみたい方は必見です!

目次

1. 濡れずに回れる“屋根付きルート”をフル活用

大阪・関西万博のシンボルである「大屋根リング」は、直径約600mの巨大な木造建築で、会場の主要通路をぐるりと覆っています。大屋根の内側を通れば、傘を使わずに多くのパビリオンを回ることができます。

特に、大屋根の中央〜内側寄りは雨の吹き込みも少なく、濡れずに移動しやすい設計。屋根付きルートは公式アプリの地図でも確認できるので、事前にルートを調べておくのがおすすめです。(🔍屋根付きルートの詳細な調べ方(アプリ活用)は、こちらの見出しで紹介しています。)

リング下はベンチもいっぱいで座るのには困りませんが、雨足や吹き込む風で木製のベンチ濡れは想像できます。

とはいえ、木製のベンチは濡れると乾きにくい…撥水加工のシートをバッグに忍ばせてると安心♪

また、無料のシャトルバス(もしくは1日乗車券での運行)も屋根付きで、会場外周の移動に活用できます。体力が不安な方や子連れにも便利です。

シャトルバスのルート方向は2方向、バス停も事前に把握しておくと雨の日当日にスムーズに移動できます!

外周バス「e Mover」料金

大阪・関西万博の会場内外を巡回する「e Mover」バスの料金体系は次のようになります。参照:大阪メトロ公式

チケット種別料金(税込)備考
1回利用券400円大人・小児共通。1回の乗車につき1枚必要。乗車前にチケット購入と予約が必要。
1日乗り放題券1,000円大人・小児共通。1日何度でも乗車可能。購入時にリストバンドが渡され、乗車時に提示。各乗車ごとに予約が必要。
障がい者手帳等所持者無料身体障がい者手帳、療育手帳、ミライロIDアプリの提示で無料。

結構、ルールが細かいので戸惑うことがない様に乗車前にチェックしておきましょう

項目内容
利用可能なバス停指定されたバス停のみ(西ゲート・リング西ターミナルなど)
途中乗車予約したバス停からのみ乗車可
途中降車予約したバス停のみで降車可。予約外のバス停では降車不可
乗車には予約が必要?すべての乗車に対して事前予約が必要(当日予約)
1日乗車券の使い方乗り放題でも1回ごとに予約と乗車証が必要

※所要時間はおおよそ20分ほどです。

● 例①:気になる場所で途中下車したい
→ ❌ NG。予約していないバス停では降車できません

● 例②:1日乗り放題券を持っているから予約不要?
→ ❌ 間違い。1回ごとに予約&乗車証が必要です。

🚌バスの時刻表

時刻西ゲート北ターミナル(上り)リング西ターミナル(下り)
8時
9時10分/30分/50分18分/38分/58分
10時10分/30分/50分18分/38分/58分
11時10分/30分/50分18分/38分/58分
12時10分/30分/50分18分/38分/58分
13時10分/30分/50分18分/38分/58分
14時10分/30分/50分18分/38分/58分
15時10分/30分/50分18分/38分/58分
16時10分/30分/50分18分/38分/58分
17時

周回バスのルート・バス停

周回バスルートとバスストップ

ターミナルは西ゲートに2つ。ほかに会場内に停留所が4つ。

東ゲートは電車ルートの出入り口。バスが交通手段の場合は西ゲートが出入口なので必然的にバスターミナルは西ゲートがメイン

時計回り:⑥リング西ターミナル→⑤東ゲート北停留所~→各停留所→①へ
反時計回り:①西ゲート北ターミナル→②西ゲート南停留所~→各停留所→⑥へ


2. 子連れ・高齢者も安心の“屋内中心プラン”を組もう

会場の動線は段差が少なく、スロープやエレベーターも設けられているため、ベビーカーや車椅子でも安心。雨の日は特に、屋内展示中心のパビリオンを組み合わせたルートが快適です。

雨の日は、万博会場の雰囲気を楽しむ散策から切り替えて、屋内展示の多いパビリオンや複合施設を中心に巡るのがおすすめです。
たとえば、未来社会ショーケースやコモンズ館予約不要で自由に出入りできる屋内展示施設なので、急な雨でも安心。一方、日本館や一部の企業パビリオン(パナソニック、NECなど)は事前予約制のため、当日入場が難しい場合があります。


雨が降ってからの予定変更には、予約不要の施設を優先して回るのがスムーズです。

公式アプリでルートを事前に設定し、「屋根付き動線」「エレベーター」「混雑状況」などを確認しながら無理のない観覧計画を立てましょう。(🔍屋根付きルートの詳細な調べ方(アプリ活用)は、こちらの見出しで紹介しています。)


3. 穴場の屋根付き休憩スポットを押さえる【混雑回避にも】

雨の日でも安心して休める屋根付きベンチや休憩所は、実は“穴場”のような存在。特に以下のような場所は混雑も少なめでおすすめです。

バーレーン館横の白い屋根テント

  • 団体休憩所P33 とされる場所。団体休憩所としては地図上に文字表示がない休憩所。これは「S10」と同じ状況なので穴場に近い可能性大。大きなテントが日除けとして機能し、テイクアウトした食事を楽しむのに最適な場所です。
参照:Pretty Online

ベンチ+長テーブル付きの大きな屋根下。雨風がしのげる中央付近で休憩出来たらベスト!

シンガポール館裏の屋根付きベンチ

人の流れから外れており、静かに過ごせる。なぜなら、公式マップにはピクトグラムのみで「休憩所」と番号と言葉が入っていないので気付かない人が多い!

団体休憩所S10のことです。

穴場!常に一般開放されており、屋根付き。公式MAP上では「団体休憩所S18」と「団体休憩所S19」の記載はあるものの、この「団体休憩所S10」は案内文字も「休憩所」の文字も書かれていないため、気づかない人が多い。イタリア館とシンガポール館の間。

EXPOメッセWASSE

参照:Shawn.ccf – stock.adobe.com

イベントがない時間帯は広々とした屋内休憩スポットとして開放されることも。実際に5月上旬の雨の日は解放されたようです。

展⽰会などが⾏われるEXPOメッセ「WASSE」
は、⾬だった6⽇に訪れると休憩場として開放されていました。椅
⼦などはないため、敷き物などがあれば休むのにうってつけかもし
れません。

引用元:MBSニュース

敷き物や簡易マットがあれば、多少濡れていても気にならず使えます。広いスペースなのでお子様連れや人混みになれないご高齢者の休憩にも利用できそうです。※元々イベントスペースの為、利用可能か?は催事の有無による


4. フードコートや展示エリアでゆっくり過ごす

無理に移動を繰り返さず、屋根付きフードコートでゆっくりと食事を楽しみながら雨宿りするのも立派な“楽しみ方”です。天気予報で万博会場に行く日が雨予報なら事前に室内飲食を予約しておくのも一案♪

グローバルフードコートや日本食エリアは屋内飲食スペースが充実しており、子連れや高齢者でも落ち着いて過ごせます。

大阪関西万博会場内で指定席が取れるフードコート「大阪のれんめぐり〜食と祭EXPO〜」もあります♪雨の日こそ、室内飲食をじっくり楽しんでみても!※1席:550円(税込)利用時間:50分です。

\詳しくはこちら☞/指定席の取れるフードコートはどこ?事前予約方法や詳細を徹底解説

また、大屋根リング内にも軽食を販売している屋台やカフェがあります。混雑状況はアプリで確認しながら、空いている時間帯を狙うとより快適です。


5. 雨の日こそチャンス!空いている人気パビリオンを狙う

雨の日は来場者が減る傾向があり、ふだん混雑している人気パビリオンもスムーズに入れる可能性があります。

例えば、日本館や海外人気パビリオンの一部は普段は長時間待ちが発生しますが、雨の日は比較的空いていることも。

公式アプリの「混雑マップ」機能でリアルタイム状況を確認しながら、穴場の時間帯(午前中・14時以降など)に訪れるのがコツです。

雨の日でも安心!予約不要で入れる主な屋内施設

施設名特徴体験内容備考
コモンズ館(A/B/C/D/F)各国が共同出展する屋内展示施設試食・民族音楽・伝統文化体験など予約不要・自由入退場/雨でも快適(公式推奨)
デジタルウォレットパークキャッシュレス・電子通貨体験ゾーン「ミャクポ!」ポイント体験/ゲーム/フォトスポット先着順/予約不要/家族連れに人気
ロボット&モビリティステーションロボットやモビリティの実演展示50機種以上のロボット見学・体験/屋内展示日替わりデモあり/全天候対応/予約不要
ミャクミャクハウス公式キャラクターの展示&イベント施設グリーティング/限定グッズ/休憩スペース10:00~19:00自由入場/雨の日は子ども連れにおすすめ
夜の地球(Earth at Night)展示漆塗りの巨大地球儀と復興展示アート展示/各都市のSDGsや災害復興パネル屋根下にあり雨でも濡れずに鑑賞可能/予約不要
国連・国際機関パビリオン国際協力とSDGsに関する展示ゾーンイマーシブ・シアター/世界の課題紹介/難民支援展示全館予約不要/静かに学べる屋内施設/映像展示も充実

6. SNS映え確実!雨上がりの幻想的フォトスポット

実は、雨の日や雨上がりには、いつも以上に“映える”写真が撮れるチャンスがあります。

  • 大屋根リングのライトアップが水たまりに反射して幻想的な夜景に
  • 雨粒に濡れた植栽やパビリオンの壁面が透明感のある写真に
  • ミャクミャク傘や限定ポンチョ姿がSNSで話題に!

雨の日は周囲の人も少なめで、写真撮影に集中しやすいのもポイントです。


7. 公式アプリで“雨対応ルート”をナビゲート

EXPO 2025 Visitors」アプリでは、現在地から目的地までのルート検索に加え、動線やエスカレーターの有無も表示されます。

パーソナルエージェント機能を活用すれば、来場日や天気、滞在時間に応じてルートや観覧提案もしてくれるので、天候に左右されないスマートな周り方が可能です。

混雑状況もリアルタイムで反映されるので、雨天時の行動計画に大活躍します。

「EXPO 2025 Visitors」アプリダウンロードはこちら
「EXPO 2025 Visitors」サイトはこちら

EXPO 2025 Visitorsを使いこなす完全ガイド📝「Visitorsアプリって実際どうなの?」と思ったらこちらもチェック!▶活用術をまとめてます

✨公式アプリは2種類ある!間違えやすいので注意

実は、万博公式アプリには「EXPO 2025 Visitors」「EXPO2025 Personal Agent」の2種類があります。
屋根付きルートや雨天に強いルートを調べたい人は、「EXPO2025 Personal Agent」アプリの方が断然便利です。

項目EXPO 2025 VisitorsEXPO2025 Personal Agent
🔹 主な用途パビリオン情報や地図・チケット管理AIによるルート提案・混雑回避・おすすめ施設案内
🔹 ルート検索地図で場所確認のみ✅ 混雑&天気に応じて最適ルートを提案(屋根付き対応)
🔹 屋内ルート探し△ 不向き✅ 向いている(雨天対応ナビ可)
🔹 利用の前提万博IDなしでもOK万博IDログイン推奨(機能フル活用のため)
🔹 ダウンロード先Visitors公式サイトPersonal Agent公式サイト

「傘を使わずに移動したい」「屋根付きルートを知りたい」そんなときはPersonal Agentの出番!
AIがその場の天気・混雑・滞在時間に合わせて、最適なルートを案内してくれます。

💡ちなみに、「EXPO2025 Personal Agent」はAIによるルート提案に優れていますが、現在地や各パビリオンの混雑状況をリアルタイムで確認したいときは「EXPO 2025 Visitors」アプリが便利!
施設の混雑度・現在地からのトイレや休憩所の位置など、当日の快適な行動計画に役立ちます。

使い分けましょう♪


8. 雨の日の必需品リスト【これだけは忘れずに!】

最後に、雨の日に持って行くと安心なアイテムをまとめてご紹介します。

①傘・レインポンチョ

SNSの声
  • 大阪万博から帰って来ました 午後からが強くなって来たので 早々に退散しました*第九のポンチョとバックパックは雨天で大活躍
  • ポンチョ+折り畳み傘で挑んだけど安くてもポンチョあってよかったと思ったね。
  • 雨カッパ:海沿いで潮風が強いことが多いのでの時に傘がさしづらいです

雨の具合によって当日は使い分けた方が良さそうです。

  • 雨風が強い日:埋立地なので風はダイレクトに感じやすい。傘より安全&安心
  • 雨のみ:傘が無難。しかし片手が塞がるので持ち物は少なめに。ナップザックなど撥水加工のリュックなどもおすすめ

雨具じゃないけど、大阪関西万博でポンチョ、ブラジル館で無料配布が人気です!晴れでも行ってみて♪

💡【裏技】NTTパビリオンで「最強日傘 untule」🌂が館内無料レンタル!

え、待って?入場待っている間、untule無料で借りれるのヤバくない!?
大人女子にバズってる“最強の日傘”だよコレ…NTTパビリオンありがとう…🙏

2025年大阪・関西万博では、NTTパビリオンにて世界基準の完全遮光日傘「untule(アントゥーレ)」が無料でレンタル可能!晴雨兼用なので、雨の時も日差しが強い日にも活躍してくれます☂️☀️

雨の日に事前予約でNTTパビリオンに行く予定なら入口をチェックしてから並ぶのがおススメ♪

ただしこの日傘は、パビリオンの予約者に限り“入場待機中のみ”使用可能です。
自由な散策用ではないので、レインポンチョや自前の傘は必ず準備しておくのが安心!

②敷物(撥水加工)

SNSの声
  • 雨宿りする場所はあるけど、座って過ごせる場所が少ない。木の回廊の下にある椅子も少なく、が降り込み、立っている人が多い。人通りが多くなるので、地面に座ることができないが、回廊の端(それ以上先に道がない行き止まり)なら、レジャーシートを持っていけば座れるかも。

濡れたベンチや、屋根はあるが椅子など設置のないスペースなどでも安心して座れる。かさばらない軽めのものをバッグに忍ばせて!

③保温ボトル

雨で気温が下がりやすい時期。温かいお湯が出る給水スポットもあり、保冷だけでなく保温も対応のボトルやタンブラーもおすすめ。

給水スポットは公式マップにおいては『水飲み場』で検索しよう!ボトル洗浄とセットで設置されているスポットもあるのでぜひ利用して清潔に利用したいですね!

参照:Shawn.ccf – stock.adobe.com

梅雨時期になったら『ムシムシ』『ベタベタ』暑くなるので保冷。当日はどちらか出発前に見極めて。

④替えの靴下・防水シューズ

子供の長靴を履かせても大人は雨靴を揃えていない場合も。足元が濡れたときの快適度が段違い。また、プチプラショップで今時は防水シューズカバーなどもあります♪

⑤防水ポーチ・ジップロック

ジップロックは頼もしい味方!現金が使えない会場内で雨でぬれることは極力避けたいスマホ。その他マップやチケットを濡れから守る。かさばらないので何枚かバッグに入れておくと想像以上に活躍間違いなし。

⑥タオル・ハンカチ

雨の日のハンカチはタオル地で。しっかり濡れた衣服を拭けるものがあると身体を必要以上に冷やす心配なし!

これらを事前に準備しておけば、雨の日でも安心して1日を過ごせます。


まとめ

  • 屋根付きルートや屋内施設を活用して、濡れずに移動しよう
  • 穴場スポットを押さえて、ゆったり過ごせる場所を確保
  • 子連れ・高齢者にも配慮した屋内中心ルートでストレス軽減
  • 雨の日は混雑が少なく、実は快適な観覧チャンス!
  • 雨の日こそSNS映えのチャンス!ライトアップや限定グッズ活用も
  • アプリのルート検索&混雑マップを活用してスマートに行動
  • 必需品をしっかり準備して、雨でも万博を120%楽しもう!
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