大阪万博2025会場で体調不良?診療所・手当所・休憩所や薬局場所マップ

「大阪万博の会場で体調を崩したら、どうすればいいの?」
「熱中症や、子どもが急に具合が悪くなったとき、どこへ行けばいいの?」
「薬局(ドラッグストア)ってあるの?」
そんな不安を感じている方もいるかもしれません。

実は、大阪・関西万博2025の会場には、診療所や応急手当所が計8か所薬局(ドラッグストア)も2か所設置されており、さらに冷房の効いた休憩所AED(自動体外式除細動器)も場内各所に整備されています。
安心して過ごせるサポート体制がしっかり整っているんです。

暑さや人の多さで体調を崩したときも、医師や看護師が常駐する施設で応急処置や休養が可能。重症化を防ぐための早めの対応がとれる仕組みです。

この記事では、そんな「万博版・保健室」ともいえる頼れる場所や薬局(ドラッグストア)について、場所・利用時間・対応内容をマップ付きでわかりやすく紹介します。
事前にチェックしておけば、いざというときも慌てず行動できますよ!

【2025年6月更新】会場内に設置された薬局(ドラッグストア)の情報も追記しました!

目次

大阪万博で体調不良になったらどうする?

→近くのスタッフに声をかけることで、すぐに医療救護施設に案内してもらえます。

万博会場では、熱中症やケガなどの体調不良に備えて、複数の医療救護施設が整備されています。会場内で急に具合が悪くなった場合は、焦らず近くのスタッフや警備員に相談すれば、適切な対応を受けられるので安心です。

そういう時に限ってスタッフが近くに見当たらない場所だったりする…どうすれば?

📌 原則として

傷病者が発見された場合は、会場スタッフや警備隊 → 救護隊 → 診療所に連携・搬送される体制です。

つまり、来場者からの直接通報ではなく、現地のスタッフを介して対応する運用となっています。

近くにスタッフが見当たらない場合でも、会場内では巡回している救護隊やスタッフが常に異変を察知できるよう体制が整っています。
意識のあるうちに、周囲の来場者に声をかけて助けを求めることも大切です。

会場内にある診療所と応急手当所の違いとは?

診療所には医師が常駐しており、点滴なども可能。
応急手当所看護師が対応し、軽症に対応します。

会場には、以下の2種類の医療施設があります。

  • 診療所(3か所:医師看護師在中)
  • 応急手当所(5か所:看護師在中)

西ゲート診療所には、災害発生時の拠点となる機能を持たせているそうです。診療所3カ所には基本、救急車なども配置の想定がなされています。

💡ワンポイント
応急手当所で様子を見て、必要に応じて診療所へ移動する仕組みになっています。軽症ならそのまま休憩するだけでもOKです。看護師さんの指示を仰ぎましょう✨

医療救護施設の場所と開いている時間は?

→会場内に合計8か所16:30以降は西ゲートの診療所と応急手当所で対応されます。

参照:大阪関西万博公式HPユニバーサル

以下の表に、各施設の場所と運営時間をわかりやすくまとめました。

診療所

医療救護施設名設置場所運営時間備考
東ゲート診療所 ※東ゲート施設 東棟39:00~16:30医師常駐、午後は閉所
リング北診療所 ※サービス施設 北東9:00~16:30医師常駐、中央エリアで便利
西ゲート診療所西ゲート施設 西棟39:00~22:00メイン診療所、夜間対応あり

応急手当所

医療救護施設名設置場所運営時間備考
南東応急手当所サービス施設 南東9:00~22:00
静けさの森応急手当所休憩所③9:00~22:00
北西応急手当所休憩所②9:00~22:00
南西応急手当所休憩所①9:00~22:00
西ゲート応急手当所西ゲート施設 東棟19:00~22:00西ゲート診療所と連携しやすい

🕒 補足ポイント

  • 16:30以降に診療対応できるのは「西ゲート診療所」のみ。
  • 応急手当所はすべて夜22時まで利用可能。

熱中症・脱水・ケガなど、どんな症状で行っていいの?

→軽いめまいやのどの渇きでもOK。早めに相談することで重症化を防げます。

こんな症状で受診できます

  • 暑さによるだるさ、フラつき
  • 軽い頭痛や熱感
  • 切り傷や打撲
  • お子さまの急な体調不良

注意!こんな症状はすぐ診療所へ

ひどい脱水(嘔吐や尿が出ない)

意識がぼんやりしている

激しい頭痛・胸痛・腹痛

ちなみに…無料で診てもらえるの?

→はい。万博の医療救護施設での診察・応急処置は無料です。

ただし、医師が判断して場外の病院へ救急搬送された場合は、通常の医療費が発生します➡(保険適用)。

外国人・子ども・配慮が必要な方への対応も安心

→多言語対応や筆談ツールも整備されています。

  • 医療通訳(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)
  • 翻訳機の導入(74言語対応)
  • 医療コミュニケーションBOOK(イラストで症状などを指さし)

ワンポイント
小さなお子さんや高齢の方も、丁寧なサポート体制が整っているので安心です。

万博会場内に薬局はある?ドラッグストア「アカカベ」が2店舗出店

万博会場には、医薬品を取り扱うドラッグストアが2か所出店しています。

参照:アカカベHP pdfより

💡万博会場内に薬局(ドラッグストア)は2か所

「診療所に行くほどじゃないけど薬局に寄りたい…」
「さすがに会場内にはないか。」
「ベビーグッズ、準備してたもの足りなかった!」

とドラッグストアに寄りたい時ありますね。

診療所や応急手当所のような医師や看護師による医療行為はできませんが、軽い不調や応急処置に必要なアイテムの購入、熱中症対策グッズやベビー用品の調達ができるため、家族連れにも心強い存在です。

設置されているのは、以下の2店舗です。

会場内、東西にそれぞれ一カ所あるので覚えておきましょう。

  • 東ゲート付近➡『アカカベ』※大阪ヘルスケアパビリオン
  • 西ゲート付近➡『アカカベ』※風の広場マーケットプレイス

✅ アカカベ大阪ヘルスケアパビリオン店

場所:大阪ヘルスケアパビリオン内
営業時間:10:00~21:00
支払方法:バーコード決済、交通系電子マネー、クレジットカード対応

「いのち」や「健康」をテーマにした大阪ヘルスケアパビリオン内に出店。医薬品・衛生用品に加え、大阪産(もん)のお土産や健康グッズも取りそろえています。


✅ アカカベ風の広場店

西ゲートに近いこちらの店舗の方がOPENが1時間早いです!朝イチならこっちを訪ねましょう

場所:風の広場マーケットプレイス内
営業時間9:00~21:00
支払方法:バーコード決済、交通系電子マネー、クレジットカード対応

会場内で最もアクセスしやすいマーケットプレイス内に出店しており、水分補給用ドリンクや冷却グッズなど、急な体調不良に備えるアイテムが手に入る便利な店舗です。


💡ワンポイント:どんなときに薬局(ドラッグストア)が便利?

  • 診療所に行くほどではないが軽い頭痛・腹痛があるとき
  • 子どもの肌トラブルやケガに対応したいとき
  • 体温計・冷却グッズ・飲料・ベビー用品を忘れたとき
  • 応急手当所で看護師から薬の購入を勧められたとき

診療所・手当所では薬の販売はしていないため、必要なものは薬局(ドラッグストア)で購入という流れになります。

AEDの設置はある?いざという時のための安心体制

→屋内・屋外ともに多数設置されており、スマホ連動の「AED GO」システムも導入済みです。

大阪万博の会場では、心停止から3分以内の対応を想定し、直径150mごとに1台の密度でAEDが屋外に設置されています。加えて
大屋根リング上には8台
屋内には主要施設を中心に74台設置

さらに、スマホと連動した「AED GO」システムにより、スタッフが心停止の発生や近くのAED位置をリアルタイムで把握し、迅速な初期対応ができる体制が整えられています。

屋外設置は下記になります。

ワンポイント

  • モバイル型AEDも10台配備されており、イベント時などにも柔軟に対応可能です。
  • 屋内も人が多く集まる催事施設を中心とした場所を目安(シャインハットやWASSEなど)に設置しています

体調不良になりそう?おすすめ休憩所マップ

体調が優れなくなりそうな予感がしたら…冷房付きの休憩所を選ぼう!

  • 屋根付き
  • エアコン完備の室内

陽射しが強くなり、梅雨シーズンは湿気も相まって暑さを感じる不快指数は増すばかり。広大な万博会場で日陰を探すのも至難の業。

冷房付きの休憩所は把握しておいて、無駄に日陰や涼しいスポットを探し回り体力消耗することは避けた方が賢明です。

覚えておいて会場を回る時に涼スポットを通りかかったらこまめに寄って一息ついたり、都度いっしょに水分補給することをお勧めします。

参照:内閣官房PDF

団体休憩所P25 冷房あり

300席分・6人掛けテーブルセットが50設置・空調完備

「え?団体休憩所使えるの?」と思いますよね。学校の引率がない土日祝や、平日もお昼ご飯の時間帯以降になる午後14時30分以降は解放されるのが原則なので、午後目安で訪ねてみましょう!

ここは、「倉庫みたい!」とオープン後、不満の声も上がりましたが体調に不安を感じる時はデメリットもさほど気になりません!

条件が揃っているのは「団体休憩所P25」「WASSE」フェスティバルステーション休憩所

デメリット
⇒常時開放ではない
⇒景色が楽しめない
⇒閉塞感は否めない

フェスティバル・ステーション休憩所 冷房あり・椅子のみ

  • ⇒フェスティバル・ステーション内に無料開放しているブース。空調は効いているがパイプ椅子のみ。暑さ対策で立ち寄り、涼むのには適している

EXPOメッセ「WASSE」冷房あり・屋内

EXPOメッセは、普段は集会場として、また展示会や見本市として利用される施設。雨の日に解放されることもあります。冷房は効いていますが、椅子などは設置はありません。

💡体の中を芯から冷やす、新しい熱中症予防“プレクーリング”におすすめ!この夏もアイススラリー

団体休憩所S10(セービングゾーン) 冷房なし・屋根付き

屋外でおすすめは公式マップで文字案内表示のない団体休憩所「S10」

✅団体休憩所でありながら常時開放
✅団体用なので広めでありながら「団体休憩所」のマップ表示がないので気付かれにくい
✅テーブル席なのでお弁当が広げやすい

参照:大阪関西万博公式マップPDF

実は地図には文字案内表示されていない、いつも一般向けに開放されている団体休憩所が!「S10」です。

  • 団体休憩所S10穴場!常に一般開放されており、屋根付き。公式MAP上では「団体休憩所S18」と「団体休憩所S19」の記載はあるものの、この「団体休憩所S10」は案内文字も「休憩所」の文字も書かれていないため、気づかない人が多い。イタリア館とシンガポール館の間。
  • 団体休憩所S18⇒屋根付き。コモンズ館横。子供の遊び場のようなオブジェがあるが日中はオブジェ自体が熱くなっている可能性あり。
  • 団体休憩所S19⇒ポーランド館とアンゴラ館の間

天気が良くて夕方以降なら、海沿いで風通しの良い休憩所があります。

団体休憩所西(フューチャーライフゾーン)屋根付き・冷房なし

屋外・眺望が良い・座席が会場最大級⇒「団体休憩所西」

✅日中は陽射しが気になるが夕方以降はおススメ

万博会場で体調不良を防ぐための暑さ・熱中症対策

来場前からの準備とこまめな休憩がカギです。

当日の熱中症対策リスト

  • 帽子や日傘、UVカットの羽織りものを持参
  • 水筒やペットボトルで水分をこまめに補給
  • 会場内のミストや冷房ゾーンを活用
  • アプリやマップで休憩スペースを事前確認

ガイド:暑さ指数(WBGT)が高いときは

会場では、暑さ指数に応じて休憩や水分補給を呼びかけるアナウンスも行われます。自身の体調を過信せず、早め早めの行動がポイントです。

アナウンスが聞こえたら、「のどが渇いていないから大丈夫」と思わずに、水分補給のタイミングだと考えて行動しましょう。
こまめな対応が、熱中症の重症化を防ぐ第一歩です。

暑さ対策は「現地でなんとか」では遅いかも…?
事前にひんやりグッズ・水分補給アイテムを揃えておけば、親子での来場も安心です!

💡子育てママに大人気!氷のうにもなるステンレスボトル

✅ ネッククーラー・塩分タブレット・携帯ミストなどおすすめはこちら
▶︎▶︎楽天市場で【熱中症対策グッズ特集を見る

実際に去年話題になった『ポカリスエット アイススラリー』など、“体の芯から冷やす”タイプのドリンクは、この夏も注目アイテム。
冷凍庫で凍らせて持参すれば、暑さに強い万博会場でも安心して楽しめるんです!

  • ✅ 活動前にプレクーリングできて深部体温を効率的に下げる
  • ✅ 水分+電解質補給もできるから、熱中症対策として一石二鳥
  • ✅ コンパクトな飲み切りサイズで持ち歩きやすい!

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まとめ|いざという時の備えで、もっと安心して楽しめる!

体調不良やケガがあっても、しっかりとした救護体制が整っている大阪万博2025。事前にどこで・誰が・どう対応してくれるのかを知っておけば、いざというときも落ち着いて行動できます。

診療所や手当所にお世話になる程ではない場合でも、薬局(ドラッグストア)があるのも安心のひとつ。

楽しい一日を安心して過ごすためにも、「健康サポート情報」もチケットと一緒に持っていきましょう!

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