茨城県境町「第38回 利根川大花火大会」は原則雨天決行。ただし荒天時は翌日(9/14)に順延されます。本記事では中止・順延の基準、発表タイミング(前日夜/当日急変時)、最新の確認先を1ページで整理。当日の持ち物・雨対策やアクセスの注意もチェック!
第38回 利根川大花火大会2025 概要

全国的に有名な花火師4社が共演し、約3万発の花火が音楽とシンクロして夜空を彩ります。最大10号玉が開花すると直径300メートルにも広がり、間近で観るスターマインは圧巻。関東有数のスケールを誇る花火大会です。
項目 | 内容 |
---|---|
大会名 | 第38回 利根川大花火大会 |
開催日 | ※荒天時は9月14日(日)へ順延 | 2025年9月13日(土)
打ち上げ時間 | 18:30~20:30(約120分)※セレモニー開始18:00 |
打ち上げ数 | 約3万発 |
会場 | さかいリバーサイドパーク(茨城県境町・利根川河川敷) |
例年の人出 | 約30万人 |
有料席 | あり(桟敷席内に飲食店出店) |
屋台 | 会場周辺に多数出店予定 |
駐車場 | 約4000台(軒先パーキング/事前予約制) |
アクセス | 圏央道 境古河ICから約10分(当日は大渋滞で最大3時間かかる場合あり) |
問い合わせ | 境町観光協会 0280-81-1319 |

第38回利根川大花火大会 中止・順延の判断基準は?

「どんな天気なら中止になるの?」と思う方も多いでしょう。『雨天決行』は各自判断がむずかしいところです。

全国の花火大会側が判断に用いる主な基準は次のようなものです。
雨天決行の雨量・雷
小雨程度なら予定通り実施されます。ただし落雷の危険がある注意報や警報が出た場合には、観客の安全を守るため中止や順延に切り替わる可能性があります。
昨年2024年の足立区の花火大会中止を覚えていますか?
当時はたくさんの観覧客がすでに集まっている中、ゲリラ雷雨の可能性や雷⚡注意報などが発令されたため、開始直前に中止となりました。
花火大会は風でも中止理由になる?
風速が5〜10m/sを超えると花火の弾道が乱れたり、煙が滞留して視界不良になる恐れがあります。このような状況では中止の判断が下されることがあります。
2025年『足立の花火』大会は2年連続で中止。前年中止になった経緯をふまえて開催時期を5月にずらしたのにもかかわらず強風による直前中止でした。今回は台風9号の影響により強風のため、という理由でした。
河川水位・増水
会場は利根川の河川敷にあるため、雨による増水や河川警報の発表があれば安全上の理由で開催できません。
2025年、関西では大規模で人気のある京都亀岡市で開催『京都・保津川花火大会』、前日までの線状降水帯など激しい雨の影響で【河川増水による花火筒設置場所の浸水】のため、中止になっています。
利根川大花火大会も同様に河川敷で開催予定の為、参考になる中止理由の一つと言えます。
視界・安全確保
風向きが悪く煙が客席に流れる場合や、豪雨で視界が極端に悪化した場合も、安全を優先して中止されることがあります。
2025年の『足立の花火』中止理由は強風、ということを前述しましたが、大会側の中止理由の中に【強風の影響により「第47回足立の花火」の開催中止が発表されました。
花火の燃えかすが民家に落下する可能性が高いと判断されたため】とされています。当日開催直前の17時30分頃の告知だったため、区民や観覧客の落胆も大きかったことが伺えます。
このように、打ち上げ場所周辺に民家がなくても風向きによっては観覧席を考慮した判断もあり得ます。
荒天と判断される条件(中止となる)
一般的に花火大会で荒天中止の基準は下記と言われています。
- 風速7m以上が10分以上続く場合
- 大雨警報または洪水警報が発令された場合
- 打ち上げ場所付近で落雷がある、または落雷の恐れがある場合
また、
大雨注意報や雷注意報の段階でも中止の可能性あり(主催者の判断次第)



7m/sが10分以上続くとは?例えると…
“やや強い風”が持続している状態。 旗は張りっぱなし、傘は厳しく、河川敷では煙が水平に流れる——花火の安全運用・視界に大きく影響します。
順延・中止の発表はいつ・どこで確認できる?
第38回利根川花火大会公式HPより引用元:
上記から発表のタイミングは明確に決まっています。



花火大会会場へ向かっている途中などはSNSチェックがより速くて正確です
当日のチェックリスト(保存版)
「実際どう備えればいい?」という声に応えて。実際のところ、前日と同じくらい当日に中止や順延の案内が発表されることも多いです!
花火大会当日の天気に応じて、観覧場所へ向かうなら…こんな準備をしておくと安心です。
- 開催2時間前の雨雲レーダー・風向きチェックできるアプリやサイトをブクマ
- レインコート(傘は混雑で危険)
- レインブーツ・レインパンツ・敷物の防水対策
- 濡れた時用の着替え(特に子供用だけでも準備していると安心✨)
- スマホ・カメラは防水カバーで保護できるものを!(ジップロップ系袋をいくつかバッグにしのばせておくと便利!)
アクセスと混雑対策
「車で行ける?」「どのくらい混む?」という毎年の悩み。関東地方で行われる花火大会としては規模が大きいだけに、例年の人でも約30万人と言われます。
- 圏央道「境古河IC」から通常10分程度ですが、大会当日は最大3時間かかることも💦
- 会場周辺は交通規制あり。公式MAPを事前チェック必須。
- 駐車場は軒先パーキング約4000台、事前予約制(8月以降受付開始予定)。
よくある質問(FAQ)
第38回利根川大花火大会 当日の天気予報
花火大会当日13日(土)や順延になった場合の14日(日)の天気予報を確認しましょう!
打ち上げ場所『さかいリバーサイドパーク』は茨城県猿島郡境町 利根川河川敷(本船町地先)です。


13日天気予報:
西日本や東日本は大気の状態が不安定です。既に一部で激しい雨が降っていますが、日中も九州から関東にかけてあちらこちらに発達した雨雲がかかりそうです。局地的に道路が冠水するほど激しい雨が降る恐れがあります。
引用元:tenki.jp
まとめ
利根川花火大会2025は基本・雨天決行/荒天時のみ翌日(9/14)順延。可否は前日夜の公式HP(急変時は当日)で告知されます。河川敷という会場特性上、強風・雷・増水がカギ。出発前は天気と交通をダブルチェックして、安全第一で楽しみましょう。
要点リスト(保存版)
- 開催日・時間:9/13(土) 18:30–20:30(セレモニー18:00、開場13:00)
- 順延日:荒天時は9/14(日) 同時刻で実施予定
- 判断の目安:
- 風:7m/s前後が持続すると安全・視界に大きく影響(煙が水平に流れやすい)
- 雨:大雨警報/洪水警報で中止可能性大、雷注意報・警報も要警戒
- 河川:増水・警報が出た場合は開催困難
- 発表の確認先:境町観光協会公式HP/境町公式X/観光協会X(前日夜、当日急変時)
- アクセス注意:境古河IC→最大3時間渋滞想定/周辺は交通規制、駐車は事前予約制(軒先パーキング約4,000台)
- 当日の持ち物:透明レインコート・レインパンツ・防水敷物・防水カバー(傘は混雑で不向き)
- 直前チェック:出発の2時間前に雨雲レーダー・風向き・公式更新を再確認
――以上を押さえれば、当日の判断や動線で迷いません。無事予定通り開催され、壮大な花火を楽しみたいですね。