大阪万博2025西ゲート徒歩ルートは不便?東西シャトルバスのメリット&デメリット

大阪・関西万博では、東ゲートの混雑対策として「西ゲートへの徒歩ルート」が新たに開設されました。
地下鉄夢洲駅を出てから約1.6km、徒歩で約30分というこのルートに対し、SNSでは
「東西行き来ができるの?」
「意外にルールが多くてよくわからない…」といった声も上がっています。
【更新】2025.7.1
西ゲートへの徒歩ルートだけでなく、ついに東ゲートから西ゲートへ移動できる「東西シャトルバス」が運行開始されました!混雑回避や体力負担の軽減に役立つ一方で、料金や利用条件に注意が必要な点も。

徒歩ルートと東西シャトルバスそれぞれのメリットと注意点を比較しながら、どんな人に向いているアクセス方法かをわかりやすく解説します。

事前に知っておくべきポイントを、しっかりチェックしておきましょう!

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目次

🚍【NEW】東西シャトルバスで徒歩ルート回避!運行情報まとめ

7月1日運用開始!東西シャトルバス

暑さや体力面に不安がある人には、7月1日から始まった「東西シャトルバス」の活用がおすすめです。

参照:大阪関西万博HP
  • 運行開始日:2025年7月1日(火)~
  • 運行区間:「東ゲート前」→「西ゲート前」(片道のみ)
  • 対象者:西ゲートから入場するチケットを持っている来場者
  • 運行時間8:30~11:30(4〜5分間隔)
  • 料金
  • 乗車券:
    ①乗車券:400円
    ※3歳以下:無料/障がい者:無料(ミライロID可)
    ②万博会場内・外周バス「e Mover」1日乗り放題券付き乗車券:1,000円 
  • 支払い方法:キャッシュレス(交通系IC推奨)
  • 販売場所「東ゲート前」の乗車場所付近

このバスの登場により、東ゲートからでもスムーズに西ゲート入場を目指すことが可能になりました。徒歩30分が厳しい小さな子ども連れや高齢者にとっても、安心して西ゲートを選べる選択肢が広がったと言えるでしょう。

🚍 東西シャトルバスのメリット

  • 徒歩ルート(1.6km/30分)の体力負担を回避できる
  • ベビーカーや高齢者連れでも安心
  • 直射日光・雨・暑さを避けられる
  • 時間的にも短縮(※所要時間は未明示だが、通常バスなら10分前後と予想)

⚠️ 東西バスのデメリット・注意点(※あえて挙げるなら)

項目内容
運行費用1回券400円(税込)、1日券1,000円
運行時間が限られている8時30分~11時30分の間午前中のみ運行(※2025年7月現在)
運行日は「当面の間」恒久運行ではない可能性があり、終了日が未定
乗車場所がやや分かりにくい東ゲート側:夢洲駅北側広場
バス台数や混雑状況次第で待ち時間の可能性も夏休みや週末などは混雑リスクあり(公式未発表だが想定)

🚨 デメリットの補足ポイント

徒歩ルート(1.6km)が厳しいときの“救済措置”としては有効だが、混雑時や座れない可能性、400円の費用が発生する点も人によっては気になるかもしれません。

片方向運行のため、「西ゲートから東ゲートへ」は移動不可。

これからの改善として希望できるものは?

  • 東西ゲート間において一方通行ではなく往復行き来が出来るシャトルバス
  • 午後も運用があると帰路の負担が減る

外周バスeMover利用者は午前中は注意!

午前中(9:00〜11:30)は、会場外周を走るEVバス「e Mover」の運行形態が通常と異なります。

参照:大阪関西万博HP

西ゲート側から出発する「e Mover」も,東ゲート南停留所からはシャトルバス運行となるので、半周のみ(西ゲート北ターミナル → 東ゲート南停留所)という制限運行になっており、1周はできない仕様になっています。

西ゲート 新開設の歩行ルートとは?

概要と使い方

✅歩行ルートの開設
発表日: 2025年6月13日
開設日: 2025年6月16日

2025年6月16日から開設の「西ゲートへの歩行ルート」は、

地下鉄夢洲駅近くの東ゲート前から、約1.6km(徒歩約30分)を歩いて西ゲートに入場できる新ルートです。

もともと混雑が集中していた東ゲートの負担を減らす目的で導入されました。

16日、初日の朝の様子

 16日午前8時半、東ゲートの後方にある、迂回路の入り口には約200人が行列を作りました

引用元:ABCTV NEWS

記者も同じルートを歩いてみた。キレイに舗装されているので歩きやすいが、立ち止まり禁止でベンチもなく、20~30分ほどノンストップで歩き続けることになる。

街路樹のイチョウは5メートルほどの幼木で、約2キロメートルの歩道の道中、日差しをさえぎるものはない。車道をはさんだ右手には、現在工事中のIR予定地があり、工事の様子が目に入る。車道にはさまざまなバスや、トラックなどの工事車両、パトカーなどが走るため、車が好きな子供連れ家族は楽しく歩けるだろう。

歩道には等間隔で警備員が立っており、体調不良者は救護所に案内されるとのことで安心感はあった。

引用元:東スポWEB

この情報からわかることは6つ

  • 立ち止まり禁止
  • ベンチなし
  • 街路樹は幼木で日陰対策にならない
  • 対面の景色は良くない➡工事の様子は子供は喜ぶ?
  • 歩道には等間隔で警備員配置
  • 体調不良の場合は対処可能な体制

立ち止まり禁止はちょっとツライ…

どこからどこへ?ルート概要(東ゲート前→西ゲート)

東ゲート前→西ゲートへ一方通行

引用元:大阪関西万博公式HPお知らせより
  • 出発地点:Osaka Metro夢洲駅の東ゲート前
  • 目的地点:万博会場の西ゲート
  • 距離:約1.6km(会場の外周道路沿い)
  • 所要時間:約30分(徒歩)

西ゲートから東ゲート方向へはなし➡係が確認

1.6kmってどのくらい?

1.6kmの距離感がよくイメージできない…

1.6kmってどのくらい?を例えるなら

  • 東京ドームの外周(建物の周りを1周)約1.1km1.3km程度
    ➡東京ドームの外周1周+少しと同じくらいの距離になる
  • 大型ショッピングモールを端から端まで2往復
    ➡大型モールは、端から端までおよそ300〜400m前後

ちょっと気合いが必要な気もします…

所要時間30分とは?🚶‍♀️【体験SNSの声】

実際に歩いた人の感想はとても参考になります。1人で早歩きだと30分以内に着くんですね!

「所要時間 約30分/距離 約1.6km」という徒歩ルートですが、これは時速3.2km程度の、比較的ゆっくりとした歩行ペースを想定しています。

● 時速に換算すると?

1.6km ÷ 0.5時間(30分)= 時速3.2km

● この速さはどんな感じ?

  • 一般的な徒歩の速さ(大人):時速4.0〜5.0km(健康な成人)
  • →時速3.2kmは「ゆっくりめの散歩ペース」です。

健康な大人が普段歩くペース(時速4〜5km)と比べると少しゆっくりめなので、荷物があったり、小さなお子さんと一緒でも歩ける想定かもしれません。

ただし、これは一般的な目安であり、天候や体調によって前後する可能性があります。例えば・・・

  • 夏場や雨天時にはさらに時間がかかる可能性があり
  • 途中にトイレやベンチなどの案内は今のところなく
  • ベビーカーや高齢者にとっては負担に感じることも

もともと、東ゲートの混雑を避けたい子供連れや高齢者がP&Rやバスを利用する目的で選んでいたのが西ゲート
そんな西ゲートに「徒歩1.6kmでアクセスするルート」が追加されたことで、一概に“便利になった”とは言えない面もあるようです。

こうした点を踏まえて、自分に合ったアクセス手段かどうかを事前に判断することが大切です。

いつ使える?利用時間と開始日

  • 利用可能時間:午前8時30分〜12時まで
  • 利用開始日:2025年6月16日(月)〜当面の間

午後は利用不可なので注意が必要です。

誰が使える?西ゲートチケット保有が条件

この徒歩ルートは西ゲートへ入場するための“移動専用ルート”であり、入場そのものは西ゲートで行います。

あくまで会場の外周にある既存歩道を使っており、新たな工事は行われていません。

また、ルート上には警備員やチケット確認スタッフが配置され、安全面や誘導面でも配慮された運用が行われる予定です。

とはいえ、人的なサポートだけでなく、途中の休憩スペースや給水スポットといった“物的な配慮”も今後充実してほしいところです。

  • 西ゲート入場用のチケットを持っている人のみが利用可能。
  • 東ゲートチケットでは利用不可。
  • 東ゲート前でスタッフによるチケット確認あり。

この徒歩ルート・シャトルバスを使うメリットは?

徒歩ルートには「歩く」という負担はありますが、うまく活用すれば混雑回避やチケット確保に大きなメリットがあります。

①直前でも午前中に入場できるチャンスが増える

公式チケットサイトにおいて、原則2日前の朝8~9時頃目途(多少変更となる可能性があります)で西ゲートの午前中の予約枠を追加する予定です。その時点では駅シャトルバスの予約などは一杯となっていることが想定されますので、東ゲート前からの歩きを前提として来場予約されることをご承知おきください。

引用元:大阪関西万博公式HPお知らせより
  • 西ゲートの午前中の予約枠が拡大されるため、
  • 前日〜2日前の予約でも、午前入場が間に合う可能性が!

②混雑が激しい東ゲートを避けられる

  • 地下鉄組の約7割が集中する東ゲートは朝から大行列。
  • 徒歩で西ゲートへ向かえば、列に並ばず入場できる可能性も。

③西ゲートから人気パビリオンに先回りでき、効率の良いルートが組める

徒歩で西ゲートから入場できることで、開場直後に西側パビリオンへ“先回り”できるメリットがあります。

特に、西エリアにある人気パビリオンは、東ゲートからだとかなりの距離があり、午前中のうちに混雑することも。

西ゲート付近:人気のあるパビリオン類
✅イタリア館
✅オランダ館
✅コモンズ
✅ガンダムパビリオン
✅ライブ会場となるEXPOアリーナ『Matsuri』
✅EXPOメッセ『WASSE』

ライブ会場として使われることの多いEXPOアリーナも午前中なら電車利用者にとって移動が便利

また、夢洲駅がある東ゲート側へ向かって移動しながら観覧し、最後は東ゲートからスムーズに帰るルートを組めば、電車利用者にとって非常に効率のよい回遊が可能になります。


利用前に知っておくべきデメリット・ルールまとめ

東ゲートから西ゲート方向のみ、午前中だけ等ルールが多いのでしっかり把握が必要です。SNSでも歓迎ムードとともに疑問の声も。

  • 電車で8時半に東ゲート到着なら、9時オープンまで東に並んでも、30分も歩いて西に行っても、入場時間ほぼ変わらない、と考えると疲れないぶん東ゲート選択します。
  • 30分も歩く?(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)私は嫌じゃー(⁠ ⁠・⁠ω⁠・⁠)⁠☞
  • 東ゲートのチケットなのに「間違えました」って入場する人が絶対現れるのでチェックお願いします
  • 西ゲート天国時代が終わりつつあるな

事前にルールや注意点を理解していないと、「え、そうだったの?」と困る可能性も。以下に注意すべき点をまとめました。

午前中(8:30〜12:00)限定の時間制約に注意

午後に入場予定の方はこのルートを利用できません。

徒歩ルートが使えるのは午前8時30分〜12時までの時間限定

…ということは

アーリーゲート利用にも影響!

このルート使用は8時30分から。現在、両ゲートでアーリーゲートを8時55分から実施中(※2025.6 インフォメーションセンターで時間と使用ゲート確認済)なので、

STEP
8時30分 東ゲートから歩行ルートへ

公式では所要時間30分の案内

STEP
8時55分 西ゲートのアーリーゲートオープン

ちょっと間に合わない?!

小走りや早歩き、とかでは対応出来るかも?!出来る人限られますね。

アーリーゲートを利用ならこの歩行ルートでの移動は注意!

一方通行に注意(東→西のみ)

  • 徒歩ルートは一方向(東→西)のみ
  • 西ゲートから東ゲートには歩いて戻れないので注意。

西ゲートチケット必須、東ゲート用では入れない

  • チケットの種別によって利用できるルートが決まっています。
  • 西ゲート用チケットのみ有効。東ゲートチケットでは歩いても無効です。

徒歩30分!途中のトイレ・休憩場所は未案内

  • 公式発表では、ルート上のトイレ・休憩所に関する記載はなし
  • 夏場や天候が悪い日は、事前に対策や水分補給を。

雨天・炎天下は体力的負担が大きい

  • 日陰が少ない道路沿いを30分歩くため、
  • 熱中症・雨対策は必須。帽子・水・タオルは忘れずに。


⚖️【どっちが便利?】徒歩ルート vs 東西バス|メリット・デメリット比較

項目徒歩ルート東西シャトルバス
費用無料400円〜1,000円
時間約30分約10分以内(待機含む)
利用時間終日利用可能午前中のみ(8:30〜11:30)
雨・暑さ対応×◎(EVバスで快適)
利用条件誰でも可西ゲート予約が必要

🧠【まとめ】最適な西ゲート入場方法は?

午前中に西ゲート入場チケットが取れている人にとっては、「東西シャトルバス」が圧倒的に便利な選択肢になりました。

ただし、バスの利用には400円の乗車券購入が必要で、時間も8:30〜11:30限定です。

徒歩ルートも引き続き利用可能ではありますが、真夏の炎天下では大きな負担になります。

▼ポイントまとめ:

  • 「徒歩」か「バス」か、天候・体力・予算で選ぼう
  • 西ゲート予約チケットがないとバス利用不可
  • 午後からの西ゲート入場には徒歩ルートしかない

事前に選択肢を把握しておけば、当日の万博体験がぐっと快適になります!

他の西ゲートアクセス手段との比較(表あり)

西ゲートへのアクセス方法は徒歩ルートだけではありません。駅からのシャトルバスや、車で来場する方向けのP&R(パークアンドライド)といった手段もあります。

それぞれの特徴を比較して、自分に合ったアクセス方法を選ぶための参考にしてください。

手段予約所要時間費用向いている人
徒歩ルート不要(チケットは必要)約30分無料歩ける人・直前予約者
駅シャトルバス要予約(事前or当日)約15〜20分桜島・コスモ経由は350円など家族連れ・快適重視
P&R駐車場+バス要予約約30〜40分有料(駐車料金)車利用者・遠方からの来場者

まとめ|得する使い方&損しないためのポイント

西ゲートの徒歩ルートは、直前でも午前中に西ゲート入場したい人にとっての“回避ルート”として活用されてきましたが、2025年7月からは東西シャトルバス(有料)が新たな選択肢として登場しました。

これにより、「歩くしかなかった30分の一方通行ルート」は、体力に自信のない人や暑さが心配な人にとっても、無理せず移動できる手段が追加された形です。

徒歩ルートは今も誰でも使える無料ルートとして残っており、「バスの行列に並びたくない」「交通費を節約したい」という人には依然として有効な手段です。➡熱中症対策必須

▼ポイントまとめ:

東西シャトルバスの登場で、徒歩ルートの代替手段ができた!
 → 西ゲート入場チケットがあれば、朝8:30〜11:30に限り、東ゲートからEVバスで西ゲートへ移動可能に◎

それでも徒歩ルートが便利なケースもある
 → バス乗車にはチケット購入や混雑の可能性も。体力に自信があり、朝一で並びたくない人には徒歩ルートも◎

チケット種別(入場ゲート)に注意!
 → 東ゲートでバスに乗るには「西ゲート入場チケット」が必要。チケットIDを事前に確認しよう!

気温・天候・装備で判断を!
 → 徒歩移動は約1.6km(30分前後)。暑さ対策や水分補給グッズは必須。無理せず体力優先で選択を!

“徒歩 or バス”を使い分けて、快適な万博体験を!
 → 当日朝の混雑状況や天気、チケット状況に応じて、最適なルートを選ぼう!

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