2025年10月1日から、大阪・関西万博のタクシー降車ルールが大きく変更されました。
従来の第1交通ターミナルに加え、第2交通ターミナルでも午前5時から降車可能となり、早朝の西ゲート待機がしやすくなっています 。
本記事では、
- 「タクシー降車は何時から?」
- 「乗り場は第1・第2どちら?」
- 「東ゲートには行ける?」
- 「料金や予約の方法、帰り方は?」
といった疑問を最新の公式情報に基づいて最新公式情報で“降車時間・ターミナルの違い・料金・帰り方”を完全ガイドします。
※警備員の誘導開始は6時30分〜、安全面に注意しつつご利用ください。
万博タクシー降車は何時から?【10/1以降】第1・第2ターミナル対応

10月1日から、タクシーの降車場所は第1・第2両方の交通ターミナルが対象となりました。
しかし、降車開始時間が異なります。
- 第1ターミナル:午前6:45〜
- 第2ターミナル:午前5:00〜

第1・第2交通ターミナルの違いと利用ルール
当初は 第1交通ターミナルのみ が降車場所でした。
その後、夏以降に 第2交通ターミナルでの試験的な降車運用 が始まりました。
そして 10月1日からは正式に 両ターミナルで降車が可能 となり、利用開始時間や待機ルールが明確化されています。
項目 | 第1交通ターミナル | 第2交通ターミナル |
---|---|---|
降車開始時間 | 6:45〜 | 5:00〜 |
待機可否 | 待機不可(開門後に列へ合流) | 5:00〜6:30まではターミナル内待機可 |
西ゲートへの移動 | 降車後、直接列へ | 6:30以降、警備員の誘導で西エントランスへ |
主な利用シーン | 午前中〜日中に来場する人向け | 朝イチで人気パビリオンを狙う人向け |

早朝待機の流れと注意点
午前5時〜6時45分までは第2ターミナルで待機。6時30分から警備員の先導で西エントランス広場へ移動します。
⚠️ 警備・救護体制は6時30分ごろから始まるため、それ以前の来場には注意が必要です。
寒くなると列に並んでいる間にトイレに行きたくなってしまいがち。事前に心配のないようにお手洗いは済ませておきましょう。
東ゲートでの降車はできる?【Q&A形式で解説】

公式ルールでは東ゲート付近でのタクシー降車は禁止されています。
- Q. 東ゲートに直接タクシーで行ける? → A. 不可
- Q. 東ゲートに行くには? → A. コスモスクエア駅や桜島駅からの徒歩・地下鉄利用
例外はあります|障がい者の方の自家用車利用
タクシーではありませんが、自家用車利用で東ゲート付近で降車できるケースもあります。
該当する対象者は下記です。

例外として、障がいのある方が利用できる予約制の駐車場が東エントランス広場に隣接して設けられています。
注意点は下記になります。
- 利用には事前予約(有料)が必要
- 予約は利用日の前日まで可能 →予約はこちらから
- 「特別割引券対象者」または「車椅子・歩行具を必要とする方」が乗車する車両が対象
- 駐車場は東エントランス広場に隣接しており、会場に近接
➡夢舞大橋を渡り、高架橋分岐点から左側の側道に入り、一つ目の信号を右折にある場所
車いすでの来場:東西ゲート可能
公式案内によると、バリアフリーに配慮した来場手段は以下のとおりです。
- 東ゲートから入場
- Osaka Metro 中央線を利用
- 自家用車を利用(予約制の障がい者用駐車場あり)
- 西ゲートから入場
- JR桜島駅からのシャトルバスを利用
- タクシーを利用
⚠️ 来場手段によって入場できるゲートが異なるため、閉幕までは通常よりさらに混雑が予想されるので事前に公式情報を確認しておくことが非常に大切です。
タクシー乗り場と帰り方【アプリタクシー含む】
帰りは第1ターミナルからが基本ですが
アプリ予約タクシー(ライドシェア含む)は第2ターミナルから乗車します。
混雑時はタクシー不足もあるため、アプリ予約や公共交通機関の利用も検討を。


タクシー種別による乗降場(2025年7月15日以降)
2025年7月15日からは、アプリタクシー(ライドシェア含む)の乗降場が第2交通ターミナルに移動しました。
それ以外の一般・予約・UD・福祉タクシーは引き続き第1交通ターミナルを利用します。
車両種別 | 降車(来場時) | 乗車(退場時) |
---|---|---|
一般タクシー | 第1交通ターミナル | 第1交通ターミナル |
アプリタクシー(NRS※含む) | 第2交通ターミナル | 第2交通ターミナル |
予約タクシー(ハイヤー等) | 第1交通ターミナル | 第1交通ターミナル |
UDタクシー | 第1交通ターミナル | 第1交通ターミナル |
福祉タクシー | 第1交通ターミナル | 第1交通ターミナル |
料金や所要時間の目安
万博会場(夢洲・西ゲート)までの交通手段ごとの料金目安と所要時間をまとめました。出発地や混雑状況によって変動するため、下記の通りとは限りません。
事前に配車アプリなどで確認しておくのがおすすめです。
公共交通機関
新大阪駅から万博会場、西ゲート行きシャトルバスの予約は「KANSAI MaaS」アプリおよびウェブサイトで行えます。予約サイトは以下です。
▶万博シャトルバス予約・購入方法(KANSAI Maasホームページ)
▶KANSAI MaaS(アプリダウンロードはこちらから)
コスモスクエア駅から西ゲート行きシャトルバスの予約は「大阪・関西万博西ゲートシャトル予約サイト」で予約可能です。▶URLはこちら
それぞれのシャトルバスは全便事前予約制となっており、乗車の10分前まで予約可能です。予約は混雑回避のために必須ですので、事前に予約を済ませることをおすすめします。
出発地 | 手段 | 料金(片道) | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
新大阪駅 | シャトルバス | 1,500円 | 約40〜50分 | 事前予約制 |
新大阪駅 | 電車(Osaka Metro) | 430円 | 約35〜45分 | ICカード利用可 |
コスモスクエア駅 | シャトルバス | 350円 | 約10〜15分 | 事前予約制 |
コスモスクエア駅 | 電車(中央線延伸区間) | 330円 | 約5分 | 短距離移動向き |
タクシー
出発地 | 概算料金 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
新大阪駅 → 万博会場 | 約7,000〜8,000円 | 約45分 | 渋滞・深夜は割増、4人割り勘で約2,000円/人 |
コスモスクエア駅 → 万博会場 | 約2,200〜3,800円 | 約10〜25分 | 実利用例:3,100円(アプリ利用・早朝待機含む) |
桜島駅 → 万博会場 | 約3,000〜3,500円 | 約15分前後 | 配車アプリ割引でさらに安く可能 |
最安・効率ルート
電車でコスモスクエア駅 or 桜島駅まで移動 → そこからタクシー利用
➡コスモスクエア駅からだと約2,500〜3,900円程で西ゲートへ。
➡桜島駅からでも約3,000〜3,500円で到着可能。
新大阪や梅田から直接タクシーだと7,000円以上かかるため割高。
アプリの割引などがあれば利用しましょう💡
再入場ルールと西ゲート利用の注意点
西ゲートから一度退場すると、再入場スタンプがなければ東ゲートに移動できません。タクシーやバスを利用予定の方は、退場時に必ずスタンプを押しておきましょう。
💡夜の万博イベントをしっかり楽しむなら、花火の打ち上げ時間も要チェック!
閉幕までのスケジュールをまとめたこちらの記事で、10月以降の最新情報を確認できます。
🔗 大阪万博2025花火10月の打ち上げ時間何時から?|閉幕までのスケジュール完全版
まとめ
大阪・関西万博でのタクシー利用ルールは以下のとおりです。
初めて行く方や早朝に来場する方は、特に「時間」と「ターミナルの違い」をしっかり押さえておきましょう。
- 早朝待機は6:30以降に警備員が誘導
→ それ以前は警備・救護体制が整っていないため注意 - 第1ターミナル:6:45〜降車可能
→ 午前中〜日中に来場する人向け - 第2ターミナル:午前5:00〜降車可能(10/1拡大)
→ 朝イチで人気パビリオンを狙う人向け - 東ゲートでの降車は禁止
→ 一般車両・タクシーでは直接行けません - アプリタクシーは第2から乗車
→ ライドシェア含むアプリ予約車は第2ターミナルから利用