2026年8月1日(土)17:30、宮城県石巻市で開催される「第103回石巻川開き祭り」で
ブルーインパルスの展示飛行が予定されています。
ただ、気になるのが当日の天気です。
7月31日未明には石巻市に濃霧注意報も発表されており、
「今日、雨でもブルーインパルスは飛ぶ?」
「濃霧や曇りで中止になる?」
「花火と同じように翌日へ順延される?」
「前日の31日に予行飛行はある?」
と心配している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ブルーインパルスの雨天時の飛行可否の判断基準ヤ、前日7月31日の予行飛行予定
当日の最新情報を確認する方法をまとめました。
✅小雨・曇りでも飛行する可能性はある
⚠️ 濃霧や低い雲、視界不良は中止要因になりやすい
⚠️ 雷・突風・強風時は安全面から変更や中止の可能性あり
✈️ 最終判断は当日の気象状況をもとに行われる
❌ 現在の公式日程ではブルーインパルスの翌日順延は案内されていない
📱 航空自衛隊・石巻川開き祭りの公式情報を確認
石巻川開き祭りブルーインパルス2026の展示飛行時間
第103回石巻川開き祭りは2026年7月31日(金)〜8月2日(日)の3日間開催。
第103回石巻川開き祭りでは、2026年8月1日(土)午後5時30分ごろから、
ブルーインパルスの展示飛行が予定されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月1日(土) |
| 展示飛行時間 | 17時30分ごろから |
| 飛行場所 | 開北橋付近・花火大会会場上空 |
| 開催地 | 宮城県石巻市 |
| 所属基地 | 航空自衛隊松島基地 |
| 天候による変更 | 時間変更・内容変更・中止の可能性あり |
- 17:00〜 ブルーインパルスJr(トークショー等)陸上行事
- 17:30〜 ブルーインパルス展示飛行(本番)
- 19:30〜 花火大会
花火大会は同日の午後7時30分から予定されていますが、ブルーインパルスと花火では天候による判断が異なります。
展示飛行の会場は北上川(開北橋周辺)上空です。
石巻川開き祭り|ブルーインパルスは雨でも飛ぶ?
ブルーインパルスは、多少の雨や曇りでも飛行できる場合があります。
しかし安全第一が最優先されるため、一定の気象条件を下回ると中止や演目の変更となります。
ブルーインパルスは編隊飛行を行うため、
計器飛行ではなく
有視界飛行(目で見える範囲での飛行)が基本です。
弱い雨や曇りでも、飛行に必要な視界が確保され、雲の高さや風などに問題がなければ、
展示飛行が行われる場合があります。
一方、雨がそれほど強くなくても、
- 霧で遠くが見えない
- 雲が低く垂れ込めている
- 飛行経路の途中に厚い雲がある
- 雷雲や突風のおそれがある
といった場合は、安全を優先して中止や内容変更になる可能性があります。
つまり、確認するべきなのは単純な「晴れ・曇り・雨」のマークだけではありません。
雨量よりも、視程や雲の高さが重要になるケースがあります。
今回の石巻では濃霧が心配されているため、雨がやんでいても視界が回復しているかがポイントになります。
具体的な目安は以下の通りです。
| 条件 | 中止の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| シーリング(雲底高度)☁️ | 1500ft(約450m)未満 | 雲が低すぎると編隊を組んだ飛行ができない |
| 視程(見通し距離)👀 | 5km未満 | 機体同士や地上から編隊が確認できない |
| 降雨量☔ | 1mm/h以上の雨 | スモークが拡散しパイロットの視界も不良に |
| 風速💨 | 地上風10m/s以上 | 安定した飛行が難しくなる |
| 雷⚡ | 注意報レベル以上 | 落雷リスクがあり即中止 |
雲が低い「シーリング」
ブルーインパルスの展示飛行でよく聞かれる言葉が「シーリング」です。
シーリングとは、空を覆う雲の底が地上からどのくらいの高さにあるかを示します。
雨が降っていなくても、低い位置に雲が広がっていると、高度を使った演目ができなくなる場合があります。
天候によっては、
- 高度を使う演目を減らす
- 水平飛行を中心とした内容へ変更する
- 会場上空を通過する航過飛行のみとする
- 展示飛行そのものを中止する
といった判断も考えられます。

※図は雲の高さと展示内容の関係を分かりやすく示したイメージです。実際の演目や飛行可否は、当日の気象状況や安全確認をもとに決定されます。
雲の高さはどのくらい必要?
ブルーインパルスには、雲の高さなどに応じて展示内容を変更する考え方があります。
過去に紹介されている展示区分を目安として整理すると、次のようなイメージです。
| 展示区分の目安 | 雲の高さ | 想定される内容 |
|---|---|---|
| 第1区分 | 約3,000m以上 | 高度を使った演目を含む展示 |
| 第2区分 | 約2,100m以上 | 一部の演目を変更した展示 |
| 第3区分 | 約1,500m以上 | 高度を抑えた展示 |
| 第4区分 | 約900m以上 | 水平系を中心とした展示 |
| 航過飛行 | 約450m以上 | 会場上空の通過を中心とする飛行 |
| 実施が難しい状態 | 雲が極端に低い・視界不良 | 中止の可能性 |
ただし、この数値だけで石巻の展示飛行が実施されるかを判断することはできません。
展示場所や飛行経路、離着陸地点の天候によっても条件が異なるため、
あくまで雲の高さをイメージする参考としてご覧ください。

雲の高さを身近な建物に置き換えると、次のようなイメージになります。
- 東京スカイツリー1基分:約634m
- 約900m:スカイツリー約1.4基分
- 約1,500m:スカイツリー約2.4基分
- 約2,100m:スカイツリー約3.3基分
- 約3,000m:スカイツリー約4.7基分
雲がスカイツリー1基分より低い位置まで垂れ込めるような状態では、
高度を使う展示はかなり難しくなるとイメージできます。
今回、石巻は「濃霧注意報」が気になるポイント
今回特に注目したいのが、31日未明に石巻市に発表された濃霧注意報です。
雨が降っていなくても、霧で視程が悪化すると
「視程5km未満」の基準に該当し、中止判断につながる可能性があります。
実際、雨よりも「低い雲」や「濃霧」の方が中止の大きな要因になりやすいと言われています。
濃霧や視程不良
今回とくに注意したいのが、濃霧による視程障害です。
「視程」とは、どのくらい先まで見通せるかを示すものです。
濃い霧が発生すると、
- パイロットから周囲が見えにくい
- 編隊を組む機体同士の視認性が低下する
- 地上からブルーインパルスが見えない
- 飛行経路上の安全確認が難しくなる
といった影響が考えられます。
雨が止んでいても、霧が残って遠くを見通せない状態では、展示飛行に適した天候とはいえません。
石巻では北上川や海に近い場所も多いため、当日は雨雲レーダーだけでなく、
濃霧注意報や実際の見通しも確認しておきましょう。
石巻川開き祭りのブルーインパルス|中止になった場合に順延はある?
現在公表されている公式日程では、ブルーインパルスの展示飛行は8月1日(土)のみ予定されています。
8月2日(日)への予備日や順延予定は掲載されていません。
航空自衛隊の公式ページでは、
展示飛行は天候等の理由により中止となる場合があり、延期は致しませんと明記されています。
つまり8月1日に中止となった場合、翌日以降に見送りとなるわけではなく、
その回はそのまま中止になる、ということです。
花火大会が翌日に順延されても、ブルーインパルスも一緒に順延されるわけではありません。
花火大会本体とは別に、ブルーインパルスの展示飛行は「一発勝負」である点は押さえておきたいポイントです。
過去には悪天候で直前に中止された例も
ブルーインパルスの展示飛行は、飛行予定時刻の直前まで天候の回復を待つ場合があります。
✅2025年4月の大阪・関西万博では、
展示飛行に向けて一部の機体が離陸したものの、天候不良により最終的に中止となりました。
✅また、2025年9月の東京2025世界陸上でも、当日の天候により展示飛行が中止されています。
このように、朝の時点で明確な中止発表がなくても、
飛行経路や会場上空の状況によって直前に判断されることがあります。
石巻でも、午後に天候が回復する可能性がある場合は、
午後5時30分の飛行予定時刻近くまで判断が続くことも考えられます。
ブルーインパルスの当日の公式発表確認は?
飛行の可否は当日にならないと確定しません。
必ず公式情報をチェックしましょう。
防衛省 航空自衛隊公式X
ブルーインパルスの展示飛行や中止、時間変更などが発表される可能性があります。
#空幕広報室 です✈️
— 防衛省 航空自衛隊 (@JASDF_PAO) August 2, 2024
明日、#ブルーインパルス が第101回 #石巻川開き祭り において、展示飛行を行います。
是非、見に来てください✈️
詳しくはこちら👇 https://t.co/q9xkM6CrwJ#航空自衛隊#BlueImpulseTOUR2024 pic.twitter.com/vkWBVknY4v
航空自衛隊松島基地公式X
ブルーインパルスが所属する松島基地の公式アカウントです。
基地からの離陸や展示飛行に関する案内が投稿される可能性があります。
石巻川開き祭り公式サイト・公式SNS
祭り全体の変更情報や、会場での案内を確認できます。
現地アナウンス
会場到着後に展示飛行の時間や内容が変わった場合、現地放送で案内されることも考えられます。
飛行予定時刻の直前まで変更される可能性があるため、出発前だけでなく現地でも最新情報を確認しましょう。
石巻の当日の天気予報
石巻市中心部(北上川開北橋周辺)とブルーインパルスが離陸する松島基地、両方の天気をチェックするのがポイントです。
7月31日午後20時時点の予報です

ブルーインパルス展示飛行|よくある質問
- 中止の場合は8月2日に順延されますか?
-
現在の公式日程では、ブルーインパルスの展示飛行は8月1日のみです。
花火大会には8月2日の順延予定がありますが、ブルーインパルスの翌日への振り替えは案内されていません。
- 花火が開催予定ならブルーインパルスも飛びますか?
-
花火大会とブルーインパルスでは、必要となる気象条件が異なります。
花火が開催される発表があっても、濃霧や低い雲などの影響でブルーインパルスだけ中止や展示飛行の内容変更・縮小になる可能性があります。
- 雨が止めば展示飛行は実施されますか?
-
雨が止んでも、濃霧や低い雲が残っている場合は実施できない可能性があります。
雨の有無だけでなく、視程や雲の高さ、風などを含めて判断されます。
石巻ブルーインパルスの予行飛行はいつ?7月31日に実施予定
【追記】予行飛行は決行されました
7月31日13:50〜14:35のNOTAM時間帯に、予行飛行が実施されたようです。X上の目撃情報によると、フェニックスローパスやサンライズなど14課目が披露された模様です。前日の気象条件をクリアしたことで、本番(8/1 17:30〜)への期待も高まります。
第103回石巻川開き祭りで行われるブルーインパルス展示飛行を前に、
7月31日(金)には石巻市周辺で予行飛行が行われる可能性があります。
今回の石巻川開き祭りについても、
筆者が航空情報「NOTAM」を確認したところ、
7月31日(金)13時50分~14時35分(日本時間)に、石巻市周辺で「AIR DISPLAY(展示飛行)」の空域が設定されていました。
本番は翌日の8月1日であることから、今回のNOTAMは本番前の予行飛行にあたるものとみられます。
今回確認したNOTAMの概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NOTAM番号 | I4313/26 |
| 内容 | AIR DISPLAY(展示飛行) |
| 日時 | 2026年7月31日13:50~14:35(日本時間) |
| 高度 | 地表~10,000フィート |
| エリア | 石巻市周辺 |
NOTAMの時刻はUTC表記で記載されているため、日本時間へ換算しています。
- 04時50分UTC=日本時間13時50分
- 05時35分UTC=日本時間14時35分
となります。
飛行範囲の中心は、開北橋下流を含む石巻市周辺とみられます。
※7/31:NOTAM記載エリアを元に簡略化したイラストです。半径8NM(約14.8km)がイメージです。

また、NOTAMの一覧には、
GROUP FLT(編隊飛行)
ACROBATIC FLIGHTS BY JAPAN AIR SELF DEFENSE FORCE(航空自衛隊による曲技飛行)
AIR DISPLAY(展示飛行)
に関する情報も確認できました。
このうち、石巻市周辺を対象として個別に設定されているのが「I4313/26 AIR DISPLAY」です。
ただし、NOTAMは飛行に使用する空域や時間を航空関係者へ知らせる情報であり、発出されているだけで実際の飛行が確約されるものではありません。
まとめ
2026年8月1日の石巻川開き祭りでは、午後5時30分ごろからブルーインパルスの展示飛行が予定されています。
ブルーインパルスは、小雨や曇りでも飛行する可能性があります。
ただし、今回特に注意したいのは、雨そのものよりも濃霧や低い雲による視界不良です。
- 小雨だけで必ず中止になるわけではない
- 濃霧や低い雲は中止の大きな判断材料になる
- 雷・突風・飛行経路上の悪天候にも注意
- 展示内容が縮小される可能性もある
- ブルーインパルスの翌日順延は現在案内されていない
- 当日は航空自衛隊や祭り公式の発表を確認する
午前中に霧や雨が残っていても、展示飛行は夕方です。
天候が回復する可能性もあるため、飛行予定時刻の直前まで公式情報を確認しましょう。