大阪関西万博キャッシュレス決済どれが便利?プリペイドのチャージ手順も

「ICOCAやPiTaPaはそのまま使える?」
「プリペイドってどれが便利?」


大阪・関西万博では、飲食やお土産、自販機までキャッシュレス決済が原則となっており、現金が使えない場面も多くあります。

どの支払い方法を選べばよいのか迷う来場者も多い中で、プリペイド・ポストペイ・交通系ICカードの違いや、おすすめの使い分け方を知っておくと安心です。

この記事では、決済方式の特徴やチャージ方法、スマホなしでも使える方法まで、初心者にもわかりやすく解説します!

目次

万博は現金NG キャッシュレス決済が基本ルール!

2025年の大阪・関西万博では、会場内のすべての店舗・施設でキャッシュレス決済が原則とされています。現金での支払いができないわけではありませんが、基本的には使えない前提で準備しておくことが大切です。

💳自販機・飲食・お土産もキャッシュレス対応

会場内では以下のようなシーンでキャッシュレス決済が使われます。

  • 飲食ブースやフードトラックでの支払い
  • パビリオン前の自動販売機での飲み物購入
  • 万博公式ショップでのグッズ購入
  • ベンチ付近にあるカフェや休憩スペースでの軽食代
  • 一部の乗り物・シャトルバスでの乗車(※外周バスなど)

公式に対応が発表された70以上のブランドの中から、自分の使いやすい決済手段を選んで準備しておきましょう。

大阪・関西万博の会場内で対応するキャッシュレス決済ブランド一覧

👛 現金派・スマホを持たない人はどうする?

「現金しか使っていない」「子どもや高齢者と一緒に行くから不安…」
という方もご安心を。会場内には以下のようなサポートがあります。

チャージ機の場所は、万博公式マップ「EXPO 2025 VISITORS」で確認できます。
左のフィルターアイコン(虫眼鏡マーク)から「マネー」にチェック>「適用」をタップで、チャージ機やATMの設置場所が表示されます。

どれを使えばいい?決済方式の違いをわかりやすく解説

キャッシュレスと一口に言っても、「プリペイド」「ポストペイ」「交通系ICカード」など、支払い方式の仕組みはさまざま。
それぞれの特徴を知っておくと、自分にとって使いやすい決済手段を選びやすくなります。

キャッシュレス決済には大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの違いとおすすめの使い方を、表でわかりやすくまとめました👇


電子マネーの3タイプの違いとは?

種類特徴・支払い方法代表的なブランドこんな人におすすめ
🔄 プリペイド型前払い(チャージしてから使う)nanaco, WAON, 楽天Edy使いすぎ防止したい人、子どもにも安心
💰 ポストペイ型後払い(クレジットカードと連携、月まとめて支払い)iD, QUICPay, PiTaPaキャッシュレス派、クレカをよく使う人
🚉 交通系IC電車・バスの乗車にも使える。ほぼプリペイド型が主流Suica, ICOCA, PASMOなど普段から電車に乗る人、全国で使いたい人

プリペイド型(前払い)

  • あらかじめ現金やカードでチャージ(入金)してから使う。
  • 残高がなくなると使えないので使いすぎ防止にも◎。
  • 利用履歴も残りやすく、おこづかい管理にも便利。

🟩 例:nanaco(セブン)、WAON(イオン)、楽天Edy


ポストペイ型(後払い)

  • クレジットカードと紐づけて、使った分をあとでまとめて引き落とし。
  • チャージ不要でスマートに使えるが、使いすぎ注意
  • 一部はサインレスで支払えるのでコンビニなどでスピーディー。

例:iD(ドコモ系)、QUICPay(JCB系)、PiTaPa(関西の電車系)


交通系電子マネー

  • 鉄道・バスの乗車にも使える万能タイプ。
  • チャージ式が主流(一部例外でポストペイも)。
  • 全国のコンビニや自販機などでも広く対応。

🟦 例:Suica, ICOCA, PASMO, manaca, SUGOCA など


🎯まとめると
  • 万博ではどのタイプも使えるので、自分の持っている電子マネーでOK!
  • お金を先に入れるか、後で払うかが大きな違い。
  • 交通系はチャージして使う=プリペイド型が主(一部例外あり)。

万博で使える決済ブランド一覧【主なカード・電子マネー】

大阪・関西万博では、70種類以上のキャッシュレス決済ブランドに対応しています。
事前に「自分の持っているカード・アプリが使えるかどうか」を把握しておくことで、現地での支払いがスムーズになります。

ここでは、主要なカテゴリ別にブランドの一部を紹介します👇

💳クレジットカード国際ブランド(国際決済ネットワーク)

大阪・関西万博(EXPO 2025)で使用可能とされている国際ブランドのクレジットカードや関連決済手段の一覧です。以下のブランドが対応しています。

クレジットカード
  • VISA
  • Mastercard
  • Diners Club
  • JCB
  • American Express(AMEX)
  • Discover
  • UnionPay(銀聯)

📱 スマホ決済・タッチ決済

  • Apple Pay➡iPhoneやApple Watchで使える決済サービス。
  • Google Pay➡Androidスマホ向けの決済サービス。
  • 非接触型タッチ決済(Contactless)
    (NFC対応マーク:かざすだけで支払えるマーク)

電子マネー

電子マネー(e-money)のブランドは、全部で15種類あります。

電子マネー

■ プリペイド/ポストペイ型

  1. iD(ポストペイ型:docomo系)
  2. 楽天Edy(プリペイド型)
  3. nanaco(セブン&アイ系)
  4. WAON(イオングループ系)
  5. PiTaPa(ポストペイ型・関西私鉄系)
  6. QUICPay / QUICPay+(ポストペイ型:JCB系)

■ 交通系電子マネー(全国相互利用対応)

  1. Kitaca(JR北海道)
  2. Suica(JR東日本)
  3. PASMO(首都圏私鉄)
  4. TOICA(JR東海)
  5. manaca(名古屋エリア私鉄)
  6. ICOCA(JR西日本)
  7. SUGOCA(JR九州)
  8. nimoca(西鉄系)
  9. はやかけん(HAYAKAKEN)(福岡市交通局)

PiTaPaはポストペイ型なので、他の交通系ICカードと仕組みが少し異なります。

📱 コード決済(QRコード支払いアプリ)

  • PayPay
  • 楽天ペイ(R Pay)
  • d払い
  • au PAY
  • メルペイ
  • ファミペイ
  • LINE Pay
  • 銀行Pay/J-Coin Pay/pring など

会場では、コード決済に対応したレジ・端末が設置されており、国内の主要スマホ決済サービスの多くが利用可能です。

📌 すべての店舗が全ブランドに対応しているとは限りませんが、会場内のほとんどで上記のいずれかが使えるようになっています。
心配な場合は2種類以上の決済手段を準備しておくと安心です!

チャージのやり方とおすすめの準備方法

「プリペイドカードは持っているけど、どうやってチャージすればいいの?」「現地で現金からチャージできる?」という不安を感じる方も多いはず。

ここでは、万博で対応しているチャージ方法と、おすすめの準備方法を紹介します!


会場でチャージできる場所は?

スマホに慣れてない方はマネープラザが安心

西口ゲート近くの「マーケットプレイス」内には、現金チャージ機やATMを備えた【マネープラザ】が設置されています。➡スタッフ在中

楽天EdyやICOCAなど主要なICカードへのチャージが可能です。

事前に用意できなかった人も、まずはこのマネープラザをチェックすると安心です。

西口マーケットプレイスの「マネープラザ」
東口マーケットプレイスの「ATM・チャージ機設置エリア」
に設置されている機器


①プリペイドカード販売機:Edyのプリペイドを販売
②ATM:海外クレジットカードからの引き出しも可能とするATM
③外貨両替機:主要な外貨から日本円に両替可能
④チャージ機Ⅰ:日本国内で利用可能な主要電子マネーへの現金チャージが可能
⑤チャージ機Ⅱ:外貨から主要な電子マネーへの現金チャージが可能

その他、会場内で探すなら…

📍場所は「EXPO 2025 VISITORS」アプリの施設検索で【マネー】をONにすると地図で確認できます。

💳 プリペイドカードのチャージ手順と操作ガイド

会場でチャージする方法(3つ)
  1. 専用チャージ機(紙幣対応)
    • 会場各所に設置
    • Suica・ICOCA・WAONなど主要電子マネーに対応
  2. マネープラザ(西口ゲートのマーケットプレイス内)
    • ICOCA販売・チャージ可
    • スタッフが案内してくれるので初心者も安心
  3. ATM(ゆうちょ、三菱UFJなど)
    • 現金引き出しと一部カードのチャージ対応あり

専用チャージ機

  • 専用チャージ機に紙幣を投入
  • タッチ対応パネルでチャージしたい電子マネー(Suica等)を選択
  • 該当カードを上部の読み取りエリアにかざす
  • チャージ金額を選ぶ(例:1,000円、2,000円など)
  • チャージ完了と同時にチャージ金額が表示され、支払い可能状態に

チャージ前に準備しておきたいこと

チャージ機やアプリでスムーズに決済するために、事前に以下の準備をしておくと安心です。

✅ プリペイドカードを用意しておこう

  • WAON、nanaco、楽天Edy、ICOCA などのカードを持っていない場合は、コンビニや駅で事前購入しておくと安心。
  • 会場の「マネープラザ」では一部カードの購入も可能ですが、混雑時は事前購入がスムーズです。

✅ スマホアプリを使うならインストール+登録を

  • 「EXPO 2025 デジタルウォレット(ミャクペ!)」を使うなら、事前にアプリをDL&設定しておくと現地で慌てません。
  • クレジットカードや銀行口座とチャージ元の登録も先に済ませておくと◎。

✅ モバイルバッテリーも忘れずに!

  • アプリ決済を使う人は、スマホのバッテリー残量に注意
  • 暑さでスマホが不調になるケースも多いため、モバイルバッテリーは必須アイテムです。

👵 子ども・高齢者・スマホなしの人は?

スマホがない人でも安心!

  • プリペイド式ICカード(楽天Edy・ICOCAなど)はカード型でも使える
  • 会場内に現金チャージ対応のマシンあり
  • 万博専用サポート拠点「マネープラザ」では対面サポートも可

👉 スマホ決済に不慣れな人も現地で対応可能な体制が整っています。

🎯 まとめ
  • スマホなし・現金派でも使える手段あり!
  • 事前チャージ&アプリ連携がもっともスムーズ
  • 現地でも複数の方法でチャージ可能

お得に使えるおすすめの支払い方法

万博ではどのキャッシュレス決済も使えますが、どうせなら“お得に”使いたい!という方に向けて、タイプ別のおすすめ方法をご紹介します。

🉐 1. ポイント還元で選ぶなら「楽天Edy」「WAON」

  • 各社のキャンペーンやポイント還元があるときは狙い目!
  • 例えば楽天Edyなら楽天ポイント、WAONならWAON POINTが貯まります
  • 一部の加盟店では支払い時のポイント2重取りも可能

💡楽天ユーザーなら「楽天カードで楽天Edyにチャージ → 万博で支払い」が最強ルート!


2. スマホ決済が使えるなら「iD」「QUICPay」も便利

  • スマホ1つで完結、チャージ不要(ポストペイ型)
  • 対応店舗も多く、スピーディーな支払いが可能
  • Apple PayやGoogle Payとの連携でクレカ情報不要に見せる設定も可

※ただし、万博会場内は混雑により通信状況が不安定になることも。あくまで補助的に使うのがおすすめです。

3. 普段使っている交通系ICがあれば、それで十分!

  • ICOCA・Suica・PASMOなど、よく使う交通系ICでそのまま支払い可能
  • 会場の自販機・売店・飲食店のほとんどが対応
  • 旅行ついでにチャージできる場所も多いので安心

💡「Suicaしか持ってないけど大阪で使える?」という方も大丈夫!全国交通系相互利用対応です。


4. クレカ派なら「iD連携」や「タッチ決済」対応カードで

  • Visa/Mastercard/JCBなどのタッチ決済(NFC Pay)も利用可能
  • スマホなしでも非接触カードで支払いがスマート
  • 各ブランドのキャンペーンにも要注目!

例:Visaタッチ対応カード+QUICPayが使えるか要確認!

まとめ

スタイルおすすめ決済特徴
ポイント重視楽天Edy、WAONチャージ時や支払い時に還元
スマホ派iD、QUICPayチャージ不要、スピーディー
普段使ってるICSuica、ICOCAなどいつものカードで安心
クレカメインタッチ決済対応カードカードだけで非接触決済可能

よくある質問・困ったときは?

「実際に行ってみたら使えなかった…」「スマホの通信が不安定で支払いできない」など、会場内での“キャッシュレスあるある”に備えて、事前に知っておきたいQ&Aをまとめました。

通信トラブルでスマホ決済が使えないときは?

会場内は混雑により通信環境が悪くなる場合があります。通信不要のICカード型決済(Suica・ICOCA・Edyなど)を予備として持っておくのがおすすめです。

子どもにもたせるならどれがいい?

チャージ式(プリペイド)のICカードが安全で便利。利用上限があり、使いすぎ防止になります。首からぶら下げられる【ICカードホルダー】も活用を!

🔗楽天で人気のキッズ・ICカードケースはこちら

現金しか持っていないけど大丈夫?

ゲート付近やマネープラザで現金チャージが可能です(交通系ICなど対象)。【EXPO 2025 VISITORS】の施設マップで「マネー」をチェックすれば、チャージ機やATMの場所も事前に確認できます。

👉【参考リンク】
EXPO 2025 VISITORS施設検索(公式)
https://visitors.expo2025.or.jp/


筆者おすすめ!万博でキャッシュレスを快適に使いこなすコツ3選

実際に会場を歩いた体験や、多くの来場者の声からわかった、キャッシュレス決済を“ラクに・安心して・お得に”使うためのポイントを3つご紹介します!

1. 1枚は“チャージ済みのICカード”を持っておく!

とにかく、万博会場でスマホのバッテリーがなくなると詰む💦…そのための対策は必要です。SNSの声も集めてみました。

  • モバイルバッテリー必須(チケット表示、予約、支払いが殆どスマホ操作、バッテリー切れるとチヌ)
  • 万博会場でスマホバッテリー消費を抑えるため公式マップをプリントアウトしてきた。
  • 持って行って良かったもの QRコードのスクショ、プリントアウト (なるべくスマホのバッテリー消費を抑えるためと、万が一スマホが使えなくなった時のために)
  • スマホのモバイルバッテリーは絶対必要。あちこちスマホで撮影したりスタンプラリーをスマホでしたりパビリオンの予約をするのにスマホぽちぽちするのでかなり消費します)

X(旧Twitter)で人気 さんのマップはコンビニ印刷可能ですよ!➡ つじ@万博7/10回目 (@t_tsuji) / X

スマホ決済だけに頼るのはちょっと危険。
会場では電波が不安定になったり、スマホの電池切れもありがちです。

そんなときのために、ICOCA・Edy・WAONなどのICカードをあらかじめチャージして携帯しておくと安心。自販機や売店でもスムーズに使えます。


2. タッチ決済できるクレカがあると便利!

タッチ決済対応マーク

VISAやMastercardなど、タッチ決済対応マークのあるカードは会場内での支払いが圧倒的にラク。レジでピッとするだけで完了します。

特に混雑するフードエリアでは、タッチ決済が早い=行列のストレスも減らせるのが大きなメリット!

3. 家族や子どもとは“分担”がおすすめ

たとえば

・パビリオン予約やアプリ操作は親のスマホ
・買い物や飲み物購入は子どものICカードで


といったように、支払い方法を役割分担しておくと行動がスムーズになります。

ICカード用のネックストラップなどを使えば、お子さんが自分で支払いをする経験にもなって一石二鳥です◎

🌟まとめ

キャッシュレスにちょっとした“予備”や“工夫”を加えるだけで、万博をより快適に楽しめます。
事前準備で当日の「焦った!」「困った!」を減らして、思いっきり未来の世界を体験しましょう✨

まとめ|万博ではキャッシュレス決済を上手に使いこなそう!

大阪・関西万博では、現金NGの場面が多いため、キャッシュレス決済の準備がとても大切です。

プリペイド(例:楽天Edy・WAON)/ポストペイ(例:iD・QUICPay)/交通系IC(例:ICOCA・Suica)など、決済方式ごとの特徴を理解しておけば、自分に合った支払い方法を選びやすくなります

また、スマホやクレジットカードがなくても使えるICカードの販売・チャージ機もあるので、どんな世代でも安心して楽しめます。

🎫おすすめは「チャージ済みのICカード」と「スマホ決済」の両方を持っておくこと当日のトラブル回避にもつながります。

ぜひ事前に確認&準備をして、スムーズで快適な万博体験を楽しんでくださいね!

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