大阪万博2025ドローンショー中止はいつ何時に決まる?雨や強風の基準とは?

大阪・関西万博2025では、毎晩感動的な演出が繰り広げられる夜間ドローンショー「One World, One Planet.」が話題を集めています。天気が不安定になりがちなこの時期

「大阪万博のドローンショー、今日やるの?」

「雨や風で中止になるって聞いたけど、どこで分かるの?」

そんな不安や疑問を感じていませんか?
実はドローンショーは、風や雨といった天候にとても敏感な演出。その日の天気次第で、直前に中止されることもあるんです。
この記事では、「いつ、どこで中止が分かるのか?」を軸に、中止になる基準や、使われているドローンの機体スペックから判断される中止のタイミング、そしてお知らせが出る時間や確認方法までを初心者にも分かりやすく解説。見逃さないためのチェックポイントも紹介します!

目次

⏰ 中止の判断はいつわかるの?

  • 基本的にはショー開始の約6時間前に一度判断(例:21時スタートなら15時ごろ)
  • 実際には、前日から告知があったり、ショーの30分前までには公式アプリやX(旧Twitter)で最終告知されることも。

基本的にはショー開始の約6時間前に一度判断(例:21時スタートなら15時ごろ)

▶これには理由があります:

  • ドローンショーを担当している株式会社レッドクリフの運営ポリシーにより、安全な設営と試験飛行の準備時間を確保するため、原則ショーの6時間前を目安に天候判断が行われます。
  • 実際にレッドクリフが関わる他イベント(過去の自治体花火イベントや横浜のナイトショーなど)でも「設営開始6時間前に一時判断」という記載が複数例確認されています。

本番当日

開始時間 約3~8時間前より準備し、撤収は約1~2時間要します。

※機体数により時間変動
※天候による中止判断は6時間前

引用元:RED CLIFFドローンショー企画運営より

▶ 実際にあったケースでは:

6月23日(月)の朝9時頃、万博会場だけに限らず大阪エリアのかなりの地区でゲリラ豪雨がありました。その後、お昼には天気が治まりましたが、実は前日早々にドローンショーの中止は決定していました。その前日の週末土日も風が強かったり、など天候の不安定が続き、この23日は3日連続でのドローンショー中止でした。

23日午後に投稿された声はこちら

  • 今日もドローンショー中止… 大した荒天でもないのに 3日連続中止はさすがにヒドい 水上ショーもやってないのだから せめてドローンショーは 頑張って決行して!
  • 水上ショーが中止になって残念だったけど、ドローンショーがあるからと楽しみにしてたが天候の影響で中止になった。 雨も降ってないのに、一昨日も中止だったようだから嫌な予感してたけど…やっぱり 雨も降ってないし、晴れてたけど、この天候でもダメなの

▶ 解説補足:

ドローンショーは、事前に機体の整列やバッテリー交換、安全確認などの準備作業が長時間にわたって行われます。特に大規模な編隊では「事前に飛ばせない」と判断した時点で機材展開も中止する必要があるため、おおむね6時間前が最初の重要判断ポイントになっているようです。

  • 🔔 通知のチェックポイント
  • 万博公式アプリ → プッシュ通知で中止案内あり
  • 万博公式X(@expo2025japan)/EXPO2025Visitors の「お知らせ」欄→ 最新情報が随時投稿
  • 現地スピーカーアナウンス → 会場にいる場合は耳を澄まして

前日から既に中止が決まっている場合も

例えば、EXPO2025Visitors の「お知らせ」欄だと下記の様に表示が出ます。これは6月23日の一部です。

参照:EXPO2025 Visitors

これを見ると…

  • ゲリラ豪雨午前中に発生した6月23日(月)のドローンショーは前日の22日には中止が決まっていた
  • 6月22日のドローンショーも前日の21日には中止が決まっていたことがわかります
  • 6月21日(土)のドローンショーは30~40分前に中止が決まっています。

中止の発表・告知は天候の影響によりいろんなパターンがあることがわかります。
EXPO2025Visitors の「お知らせ」欄チェック✅がおススメのようです。

  • 運営側が当日判断する基準は6時間前がベース
  • 天候不良の時期は前日から中止の告知がされている場合も➡EXPO2025Visitors の「お知らせ」欄チェック
  • 当日、直前に中止になる場合も➡「あれ?中止」と思う時はまずチェックEXPO2025Visitors

万博公式の中止ルールは?協会の判断基準と対応方針

大阪・関西万博2025の夜間スペクタクルショー「One World, One Planet.」(ドローンショーを含む)について、公式サイトでは次のように案内されています。

「天候やその他の理由により、ショーのみ、または演出全体を中止する場合があります」
(公式サイト:expo2025.or.jp より)

つまり、あらかじめ“中止の可能性がある”ことは公式に告知されています。ただし、この案内には「風速○m/sで中止」「何時までに決定」といった具体的な基準や判断プロセスは明記されていません

また、主催者である博覧会協会(イベント局)も、「天候が悪化した場合は、安全を最優先に中止を判断する」という姿勢を示しています。

実際には、2025年4月13日の開幕初日に予定されていたブルーインパルス展示飛行が、悪天候のため事前に中止されています。
このように、大阪万博では安全第一の運営方針のもと、天候による中止が事前に判断されるケースもあるのです。

とはいえ、協会内部では気象警報や注意報、機材安全性、来場者の避難計画などを総合的に見て判断していると考えられます。 そのため、

いつ誰が判断するのか?

明確な風速や雨量の基準はあるのか?

といった判断フローや数値基準は一般には公開されていないのが現状です。

🌧 中止になるのはどんな時?判断の目安を紹介

ドローンショーの安全運航上、カギとなる気象条件は風と雨です。

万博のドローンショーは、基本的に毎晩開催予定ですが、天候次第では中止されることがあります。

では、実際にどんな天候のときに中止になりやすいのでしょうか?
ドローンショーの“中止ライン”となる気象条件の目安をまとめました!

☔ 中止になる主な気象条件

条件中止の可能性
強風(風速5m/s超)高い(飛行安定性に影響)
雨(降水量2mm/h以上)高い(センサー異常のリスク)
雷警報非常に高い(来場者避難の必要性)
濃霧・視界不良高い(フォーメーションの精度が下がる)

風速5m/s超 は実際にドローンを準備する側からも注視している記述があります。

ドローンショーは一般の人の立ち入りが禁止された端のエリアで行われる。1000基のドローンがここから離着陸するのだといい、9時ごろから行われるショーに向けて1つ1つ丁寧に並べている。責任者の中村祐晟さんは風速5m超という天気を気にする様子を見せていて、機体が落ちるほど風が強い日は中止となってしまうのだという。

引用元:TVでた蔵

風速5m/sをわかりやすく例えると…

風速例え感じ方
0〜2m/s木の葉がほとんど動かない風をほとんど感じない
3〜4m/s木の葉が揺れる/煙が流れる風が顔に当たっているとわかる
🔶5〜6m/s(ドローンに影響)傘をさすと少し煽られる/ポニーテールがなびく/看板の紙がバタつく「風あるね」と感じるレベル
7〜8m/s傘が裏返ることがある/自転車で向かい風がきついやや強風と感じる
10m/s以上木の枝が揺れる/帽子が飛ばされるかなり強い風と感じる

実際に中止になった時の声を拾ってみると…

  • 今日の万博は「ドローンショーは天候不良(雷注意報)のため中止するが、音楽のみ20時から流れる」という運用をしていた。
  • 1時間前倒しになっているドローンショーは強風のため中止。 今のところ、雨だったり雨上がりの強風だったりでまだ一度も見れてない
  • 雨も降らず当たりの日だ!と思っていたら、 強風で楽しみにしてたドローンショー中止
  • この日はでドローンショー中止
  • ほぼ1日雨でドローンショーも中止になったけど、万博スペシャリストの友達のアテンドのおかげで、かなり満喫できました。
  • 万博もドローンショー中止。だと、ドローン濡れるからダメなのね、知らなかった

中止の要素は、強風・雨・雷注意報、と様々。

💡 「雨降ってないのに…」なぜ“強風中止”が多いのか?

実際の声を見てもわかる通り、圧倒的に“強風で中止”というケースが多いようです。

これは、万博会場の夢洲(ゆめしま)が人工島であり、風を遮る建物がほとんどないことが大きな理由。
海に囲まれた立地のため、海風をダイレクトに受けやすく、地上よりも上空は特に風の影響を受けやすい環境となっています。

甲子園球場では「浜風」によって打球の飛び方が変わることがあるように、大阪・関西万博の夢洲会場も、海に囲まれているため“海風”の影響を大きく受けやすい地形です。

🎯 強風だけは「避けられないリスク」。事前の天気予報と風速チェックは必須です!

なぜ風や雨に弱いの?ドローンの特性を解説

  • ドローンはとても軽く、強風にとても弱い乗り物です。
  • 地上が穏やかでも、上空は突風が吹いていることがあります。
  • 雨は機体内部に入り込んで、センサーやLEDが誤作動するリスクがあります。
  • 特に夜間飛行では、わずかなズレも演出に大きな影響を与えるため、安全第一の判断が優先されます。

使用されているドローンはどんな機体?

このドローンショーを担っているのは、株式会社レッドクリフ(REDCLIFF)。使用機体は、中国のドローンメーカーHigh Great社製の「EMO」シリーズを基にした専用機「EMO-JP」です。

📌 主なスペック一覧

項目内容
サイズ約318×350×136mm
重量約530g(バッテリー込み)
耐風性能最大風速10m/s(目安)
飛行時間最大31〜33分(実際のショーでは約20分)
LED出力最大20W(RGBフルカラー)
発光演出高輝度フラッシュ対応(花火のような演出も)
防水性能IPX3(小雨程度は耐える)
制御精度RTK-GPSによるセンチ単位の位置制御
安全機能自動帰還/予備機補填/プロペラガード付き

ポイント:

  • ショーに登場する機体は、約1,000機。
  • 大阪関西万博開幕初日の4月13日の特別公演では2,500機超が飛行し、ギネス記録も達成。
  • 安全面を徹底しながら、色とりどりの光で空を彩ります。

もっと楽しむためのポイント3つ

  • 前日に中止案内が出ている場合も!もしくは当日夕方に天気アプリ+万博アプリを確認で早めに察知!
  • 現地に行く前に「公式X」(@expo2025japan)もしくはEXPO2025Visitors で開催情報を再確認!
  • 雨具の用意はあっても、風が強い日は注意!

「公式X」(@expo2025japan)よりアプリ(ブラウザもあり)EXPO2025Visitors の方がドローンショーの中止に関しては告知が早い、と思うのが管理人の個人的感想です。

まとめ

✅前日から中止の案内が出ている可能性もあり
✅雨だけでなく、風・雷注意報などでも中止になる
✅基本的にはショー開始の約6時間前に一度判断

大阪・関西万博2025の夜間ドローンショーは、最先端のドローンと演出で世界的にも注目されています。機体の性能は高くても、天候の影響は避けられません。だからこそ、当日の開催情報を事前にチェックして、無理せず楽しむのが一番です!

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